北朝鮮に拉致された横田めぐみさんも、去年還暦を迎えた。公には死んだとされ、北朝鮮から遺骨も渡されたが、日本のDNA鑑定を舐めるなよのごとく、別人の骨だった。
その骨はおそらく北朝鮮には返されていない。大洪水があって、めぐみさんのお墓も流されたから間違ってしまったということになったが、同時にわかったのが、朝鮮族は、生きている者死んで直後の葬儀までは故人を大切にするが、お墓とか遺骨とかはどうでもいい民族だったと。

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 このほど済州のお寺で、納骨堂に保管されていた遺骨が盗まれた。おそらく仏教を宗教とし、お寺でお弔いしてもらったものの、親族がお墓まで必要ないと考えたのか、遺族がいなかったのか。日本ではお墓というしばりが今はあるが、土に還すのに。インドではガンジス川に流し海に還すのに。韓国ではどこに還すのか。

 この遺骨を盗んだのが、これまた、人が死んだら無用という国、中国の二人組の窃盗団。遺族ではなく、寺に高額な身代金を要求している。遺骨をもって、香港カンボジア経由ですでに逃亡済み。

 納骨堂にも防犯カメラがある。一部始終が移されていた。
一応、仏像に手を合わせ、頭を3回下げている(中国の作法? )様子もあった。
6個の骨壺を入れた肩掛けバックはパンパンだった。

 6個合計の身代金は、200万ドル。今の日本円で2億9000万円にあたる。

 だが、骨は軽いが、骨壺は重い。寺院の近所の山に埋められていたことが判明。
返せばいいというものではなく、インターポールが二人を追っている。

 しかし、この骨だが、骨壺のほうが価値があって持ち去られて残された骨なのか、実はすでに遺棄されていた骨かは、DNA鑑定はしないようだ。さすが朝鮮民族の韓国。
【編集:fa】
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