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韓国はこれから、大統領選を迎える。その大統領候補の一人と目されていたソウル市長が、記者会見を開いて不出馬を宣言した。「とどまる勇気も必要だ」。今後は自分と同じ意思を持つ候補の応援に回る予定だ。
これって、とても賢明な考え方であり、自分自身に安全をもたらすことではないだろうか。大統領という国のトップになっても、逮捕か極端な選択が未来のビジョンだ。
それよりも、ソウルという韓国の首都のトップとして、あるいは次期大統領のフィクサーとして生きることの方が、二択以上の意味がある。
ソウル市長は弁護士出身。国会議員も勤めている。ゆえに野心がないわけではないだろう。
…すねに傷もある。政治ブローカーが関係する疑惑で執務室などの家宅捜査経験がある。二択のうちの逮捕に近い己の立場を冷静に判断したのだろう。
日本には、どうぞどうぞとゆずりあって、ではと出たら煮え湯に入ったり激熱のおでんを口に放り込まれたりするギャグ=いじめが存在する。韓国も同じような感じだろうか。
【編集:fa】