2025年4月13日、フィリピン・マニラ首都圏タギッグ市のBGC地区で、日本人を狙った強盗事件が発生した。午後3時15分頃、9th Avenueの歩道を歩いていた邦人2名が、後方から近づいてきた2人組の犯人に襲われた。
犯人の1人は拳銃のようなものを突きつけ、被害者からショルダーバッグを奪い、もう1人の被害者はバッグを渡すことを躊躇したため、拳銃のようなもののグリップ部分で頭部を殴打され、バッグを強奪された。犯人らはその後、バイクで逃走。

その他の写真:イメージ フィリピンイメージ

 BGC地区はこれまで「最も安全」とされてきたエリアだが、今回の事件は日中に発生したこともあり、在留邦人や旅行者に衝撃を与えている。在フィリピン日本大使館は、これまで以上に防犯意識を高めるよう呼びかけている。具体的には、近距離であっても車両移動を検討することや、歩行時に貴重品を分散して持つことも推奨されている。

 フィリピン・マニラ首都圏では、欧米人に比べ日本人が狙われるケースが多い。
【編集:HN】
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