【その他の写真:香港の空港】
さらに、香港の有名な風水師が「6~8月に日本の地震リスクが高まる」と発言したこともあり、日本旅行を見合わせる動きが出ている。香港の航空会社は、仙台や徳島への便を減便する決定を下したが、その背景には「予言」を信じる人々の影響があるとされる。
一方で、専門家はこうした「予言」に科学的根拠がないことを強調している。気象庁は「日時と場所を特定した地震予知はデマと考えられる」としており、宮城県知事も「非科学的な憶測が観光業に影響を与えるのは問題」と懸念を示した。
それでも、SNSを通じて広まる情報は人々の行動に影響を与え続けている。日本国内でも、一部の富裕層が「予言」を理由に退避を検討しているとの報道もある。今後、こうした憶測がどのように観光業や社会に影響を及ぼすのか、注視する必要があるだろう。
【編集:HN】