フィリピン航空(PAL)は2025年11月24日から、札幌とマニラを結ぶ直行便を冬季季節運航便として再開すると発表した。この路線は2026年3月27日まで運航され、今後も毎年11月から3月までの冬季シーズンに定期運航される予定だ。


その他の写真:マニラ空港上空から(2025年7月8日撮影)

 札幌ーマニラ線は、A321neo型機を使用し、毎週月曜・水曜・金曜に運航される。A321neoはビジネスクラス12席、エコノミークラス156席の合計168席を備え、機内エンターテイメントやWi-Fi接続などのサービスを提供する。

 PALのリチャード・ナットール社長は、「札幌-マニラ間の直行便再開を大変嬉しく思います。この路線は、二国間の関係および文化的な絆をより深めるものと確信しております」と話す。この路線の再開により、北海道とフィリピン間の航空市場が活性化し、両都市間の利便性が向上する。

 マニラは、歴史的な建造物、ショッピング、ナイトライフ、グルメなど多様な魅力があり、札幌からはマニラを経由してフィリピン国内のバコロド、セブ、カガヤン・デ・オロ、ダバオなど、また東南アジアのバンコク、プノンペン、シンガポール、ハノイ、クアラルンプール、デンパサールなどへのスムーズな接続が可能。

 フィリピン航空は現在、日本とフィリピン間で最大級のネットワークを展開しており、東京(羽田、成田)、名古屋、大阪(関西)、福岡からマニラへの直行便を運航しています。また、東京(成田)と大阪(関西)からはセブへの直行便も運航中。

札幌ーマニラ線の運航スケジュール。
* PR405便:札幌発 13:15 → マニラ着 18:10
* PR406便:マニラ発 06:30 → 札幌着 12:15

【編集:Eula Casinillo】
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