2015年11月7日、タイ政府観光庁(T.A.T)は、来たる年末年始などのハイシーズンに向けて、ここ数年来問題となっているジェットスキーのレンタル業者によるトラブルに対する取組みを行うと発表した。

その他の写真:近年は家族連れも多く訪れるビーチリゾートへと変貌しつつあるパタヤ。
問題解決は急務だ。(写真家・太田亨氏 提供)


 タイ東部のリゾート地パタヤでは、ここ数年ビーチでのジェットスキーレンタル業者と利用客によるトラブルが頻発していた。多くが、使用中にジェットスキーにキズが付いたといちゃもんをつけて、補修費を請求されるというもので、日本人観光客も巻き込まれている。

 軍政以降、ビーチでのパラソルやレンタル業者に対してクリーンアップに取り組んでいたタイ政府だが、パタヤについては比較的取組みが甘く、こうしたトラブルがまだ後を絶たない。

 TATでは、ジェットスキー観光客アシスタントセンターをパタヤ周辺の各ビーチに設置。地元警察や自治体とともにトラブルの防止やクレームへの対応にあたるとしている。

センターが設置されるのは次の通り。
パタヤビーチソイ9、チョムティエンビーチ:サーフレストラン前、そしてラン島。

【翻訳/編集:KK】
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