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ロイヤル・エンフィールドは現存する世界最古のオートバイメーカーとして知られる。発祥は1901年のイギリスで、1954年からインド工場での生産が開始されている。本国のメーカーが倒産した後もインドでは生産が続けられ、現在はアイシャーモータース傘下でBULLET、CLASSICといった50年前とほぼ変わらない二輪車を供給している。
近年ではその低価格を武器に輸出にも力を入れており、国際的な規制強化の流れに合わせ、輸出モデルはインジェクションを装備している。また、今年に入ってからは現在の大型アドベンチャー人気を取り入れた、新設計のアドベンチャーモデルHIMALAYANを発表しており、主力のカフェレーサースタイル以外の市場にも食い込もうとしている。HIMALAYANはEURO4に準拠したヨーロッパ輸出モデルが発表されており、近い将来、日本でも目にすることができそうだ。
参考https://royalenfield.com/thai/
【執筆:Sナカジマ】