2017年1月23日、日清食品のカップヌードル・シーフード味が、フィリピンで1番人気のカップ麺として定着している。

その他の写真:カップヌードル(Souper Meal)シーフード味

 以前は、フィリピンへの日本土産の定番として人気だったこのヌードルは、現地生産で手軽な金額でコンビニやスーパーで購入できるようになった。


 フィリピン人の味覚に合わせ、日本で販売されているものに比べ若干甘みが強調されているようにも感じる。10年前には日本からフィリピンに帰国する人が、3~5ケース(段ボール箱)持ち帰る光景も目立ったが、最近では一部の味の違いを求める食通だけが日本土産として買い求める。

 フィリピンでの価格は大盛りサイズで、32ペソ(約80円)と、フィリピンメーカーの商品よりも高めの価格設定だが、ハイ・クオリティー・カップ麺として好評。また、フィリピンの独自商品としてバツチョイ(Batchoy・揚げニンニク風味の豚肉煮込み味)と、ブラロ(Bulalo・濃厚牛肉煮込み味)も順調に売り上げを伸ばしている。
【編集:高橋大地】