2019年10月3日、韓国メディアは、飲料用に使用されている地下水76カ所から、最大で基準値の157倍のウランが検出されたことを伝えた。

 韓国の田舎では水道が普及していない地域も多く、韓国政府が全国の地下水の水質を調査したところ、多くの放射性物質やウランが検出され、基準値の157倍という健康に大きな影響があるレベルの結果になった。


その他の写真:韓国の国旗

 日本の放射能汚染について、難癖を付ける余裕はないはずだ。これまでにも、健康被害が報告されていたが放射能との因果関係については長年誤魔化してきた経緯があった。

 韓国のテレビ報道によると「地下水でウランが最も多く出てきた町の地下水は、1リットル当たり4700マイクログラムを超える高濃度ウランが検出された。 基準値30マイクログラムをの157倍の汚染。 しかし住民はきれいな水だと信じ数十年間、飲料水として使用してきた」と伝えた。

 韓国の原子力発電所の管理は杜撰で、放射能漏れも度々起きていたが、混乱を避けるため公表せずに隠ぺいすることが常だったとの証言もある。
【編集:UH】
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