【その他の写真:韓国のイメージ】
「われわれの運命を他人任せにせず、自ら決定をするために必ず必要なものが強い安保だ」と前置きしながら、「現在われわれの安保の重点は対北抑制力だが、いつか南北統一されるとしても、列強の中で堂々と主権国家になるためには強い安保能力を備えなければならない」と強調した。
さて。この施政方針演説が行われている最中に、日本ではなにが行われていたか。即位礼だ。韓国では、誰が参列するのか、ぎりぎりまで決まらなかった。しかし、国会が開かれている時期であり、22日には施政方針演説を行われるという予定は、国家としても政府としてもすでに決まっていたと思われる。
他国の即位礼のために、国会の日程をずらすということは、基本的にはできない。であるならば、文大統領の即位礼の参列は100%無理だったということだ。
それさえ早めにはっきりしていれば、日韓のマスコミを騒がせることもなかったはずだ。出ることができないのに、なぜもったいぶっていたのだろう。
GSOMIA破棄を1カ月後に控えて、軍事費増強を、即位礼の日に決める。なんと姑息なやり方だ。
イ首相は、日本で10分ほどの首脳会談を成功させたと言う。10分で成功する会議とはいったいどんな内容なのだろう。韓国の「テキトー」さには、あきれるばかりだ。まあ、それが韓国が世界中から信用を得られない理由でもあるが。
【編集:KL】