【その他の写真:ついたてを設置して営業を再開した喫茶店(ヤンゴン、北角裕樹)】
当局の通達では、客の間に仕切りを設けることのほか、従業員がマスクやフェイスシールド、エプロンなどを着用することを義務付けている。客もせきや発熱などの症状がある場合は飲食店を利用できないほか、高齢者や糖尿病の患者らは利用できない。また、長時間の利用も認められていない。
ミャンマーでは「ラペイエザイン」と呼ばれる甘い紅茶や軽食を提供する喫茶店が一般的で、庶民の憩いの場として愛されてきた。23日から24日の週末では、開き始めた喫茶店やカフェなどで、歓談する中年男性のグループやカップルの姿が目立った。
ミャンマーでは5月24日の時点で約200人の感染が確認されているが、1日当たりの新規感染者数は数人にとどまっている。
【取材/執筆:北角裕樹】