変更する方が負けじゃないのか? 北朝鮮が、「韓国は同じ民族ではない」発言をした上で、国家である「愛国歌」の歌詞の一部を変更した。そのうえで「愛国歌」という名称も変えた。


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 ほぼほぼ同じだけれど、別の「北朝鮮の北朝鮮民族における北朝鮮国歌」として『朝鮮民主主義人民共和国国歌』としてテレビでも発表された。「愛国歌は、朝鮮民主主義人民共和国の国家である」と憲法にも明記されてある。改正するには、日本における国会である最高人民会議を開かなければいけない…しかし、1月に開かれて以来開かれた事実はないのだ。

 1月の最高人民会議で、金正恩国務委員長が、韓国は同族ではないと宣言した。そのうえで「敵対的な二つの国家」が朝鮮半島には存在するとした。そして、憲法から「自主、平和統一、民族大団結」などの単語の削除を指示している。
そういう意味、拡大解釈を施し「三千里」という朝鮮半島全体を意味する言葉を、国歌から削除したと見られる。かわりに「この世界」が入った。

 ちなみに「愛国歌」は、1948年9月9日に北朝鮮人民委員会によって国歌として規定されている。そもそも、1947年に金日成最高指導者が「創作方向や方途を示し、歌詞と曲を詳細に指導して作られたもの。この発祥事情を考えると、2024年の現代に歌詞変更ができるのは、認められた孫である唯一の存在でしかない。

 しかし、公式行事では演奏だけが行われ、「歌う」という恐れ多いことは少ないため、国民で正しく歌える者は少ない。
だから…わからないからいいのか。でも、先に行動を起こした方が、負けということは、ある。

【編集:fa】