家庭で手軽に使えるフィットネス器具は、「足を置くだけで効果アリ」「通電で筋肉に刺激を」などの言葉で効果が謳われるものもあり、人気のアイテムです。

しかし、正しい使い方をしなければ予想をしていなかったトラブルになることも。

安全に使う注意点のご紹介です。

安全に使うために注意したいこと

通信販売などで目にする家庭用フィットネス器具は、「家で手軽に身体を鍛えたい」「健康管理をしたい」と考える人にとって魅力的です。実際に使い、効果を実感した人も多いのではないでしょうか。

一方、消費者教育ポータルサイトでは事故事例の報告と安全に使うための注意喚起が行われています。安全に身体を鍛えられるように、正しい使い方を意識する必要がありそうです。

消費者教育ポータルサイトによると、「足を置く振動タイプの運動器具を使ったら10分も経たないうちに頭痛や気分の悪さを感じた」「通電して筋肉を刺激する運動器具を使ったら足首が痛くなった」などが報告されています。

また、買ってから「糖尿病などの持病がある人は使用しないようにと説明書に書いてあった」と気付いたというパターンも。

どれもハードなトレーニングをする人よりも手軽に身体を鍛えたいと考える人が購入する、いわゆる『ラクに鍛えられる』タイプの製品を使った際の報告でした。

『手軽に使える』商品でも慎重に確認を

手軽に使えることが魅力ではありますが、使用前にはしっかりと説明書を読んだり、身体への負担や既往症を考えた上で使ったりなどの注意が必要です。

また、「合わない」と思って返品を考えた際にも注意しましょう。

・テレビショッピングなどの通信販売や店舗購入では、クーリング・オフができません。不明な点は購入前に販売店などに必ず確認しましょう。


消費者教育ポータルサイト ーより引用

クーリング・オフができないケースもあるとは、ますます購入前の確認が大切になりますね。

購入する際は体調不良が起きないよう、取扱説明書に従って使用し、何らかの異常を感じた場合はすぐに使用を中止しましょう。なかなか体調が戻らない時には医療機関の受診もおすすめします。

手軽に身体を鍛えられる家庭用フィットネス器具は、正しい使い方の意識が必要です。これから購入を考えている人は事前に確認してみてください。

[文・構成/grape編集部]