つい多めに買ってしまった食パン。食べきれないぶんは、どのように保存していますか。

「カビが心配だから冷蔵庫へ」「長持ちさせたいから冷凍庫へ」と、なんとなく決めている人もいるかもしれません。

食パンのおいしさを保つには、『常温』『冷蔵』『冷凍』のうち、どの保存方法がよいのでしょうか。

食パンを冷蔵庫に入れるとどうなる?

食パンをおいしく保存する方法や解凍方法、焼き方のコツについて、パン研究家の吉永麻衣子さんに聞きました。

――食パンは『常温』『冷蔵』『冷凍』のうち、どの方法で保存するのがよいでしょうか。

2~3日程度で食べ切るのであれば、基本的には常温保存でよいでしょう。ただし、気温や湿度が高い時期はカビに注意が必要です。

数日間食べない場合は、早めに冷凍するのがおすすめです。食パンを1枚ずつラップで包み、ジッパーつきの厚手の保存袋に入れて冷凍しましょう。

食べ切れないと思った時点で、できるだけ新鮮なうちに冷凍することが大切です。

食パンを冷蔵庫に入れるのはNG? パンの専門家が教える正しい保存方法
冷蔵庫とパンの写真

※写真はイメージ

――冷蔵庫に入れると、パンの食感や風味はどう変わりますか。

冷蔵庫で保存すると、パンの中身が硬くなり、パサパサした食感になりやすくなります。そのため、おいしさを保つという点では、冷蔵保存はあまりおすすめしません。

また、パンは周囲のニオイを吸着しやすいため、冷蔵庫に入れると、ほかの食品のニオイが移ることもあります。

冷蔵・冷凍にかかわらず、パンを長めに保存する時は、ラップだけでなく、厚手の保存袋やパン専用の保存袋などを併用するとよいでしょう。

食パンを冷蔵庫に入れるのはNG? パンの専門家が教える正しい保存方法
カビのついたパンの写真

※写真はイメージ

――食パンを冷凍する時は、どのように包むとおいしく保存できますか。

食パンは1枚ずつラップで包み、さらにジッパーつき保存袋などに入れて冷凍するのがおすすめです。

ポイントは、できるだけパンを空気に触れさせないこと。ラップをパンの表面にぴったり密着させ、保存袋の中の空気もできるだけ抜いてくださいね。

食パンを冷蔵庫に入れるのはNG? パンの専門家が教える正しい保存方法
パンを保存する写真

※写真はイメージ

――冷凍した食パンをおいしく食べるために、解凍や焼き方のコツを教えてください。

時間に余裕があれば、袋に入れたまま常温で解凍してもよいでしょう。ただし、冷蔵庫で解凍するとパンが硬くなりやすいので、おすすめしません。

トーストする場合は、凍ったままトースターで焼くのがおすすめです。いつもより少し長めを目安に、パンの厚さやトースターに合わせて焼き時間を調整してくださいね。

長く冷凍して乾燥したり、冷凍庫のニオイがついたりした場合は、ピザトーストなどにアレンジすると食べやすくなりますよ。

食パンを冷蔵庫に入れるのはNG? パンの専門家が教える正しい保存方法
パンを焼いている写真

※写真はイメージ

食パンを最後までおいしく食べるために

食パンは、朝食やランチなど、普段の食卓に欠かせないもの。

せっかく買った食パンだからこそ、最後までおいしく食べたいですよね。

食べ切れないと分かった時は、早めに冷凍して、おいしさを保ってみてはいかがでしょうか。

[文・構成・取材/LUIS FIELD]

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