◆2026 パーソル クライマックスシリーズ パ最終ステージ 第3戦 ソフトバンク6―2日本ハム(16日・みずほPayPay)

 CS初登板となったソフトバンク・前田悠伍投手が5回5安打2失点(自責1)で勝利投手になった。21歳2か月でのCS勝利は、19年の高橋純平(22歳5か月)を抜く球団史上最年少。

今季は開幕から12連勝でリーグ3連覇の立役者になった3年目の左腕が堂々とポストシーズンのデビューを飾った。

 「最初から飛ばしていきました。球も良かった」と振り返ったが、初回は先頭の郡司に左越え二塁打。水野に四球を与える苦しいスタートから先制を許した。「(二塁打の後)丁寧になりすぎた」と反省。2回以降は「テンポも上げて自分のリズムで」と立ち直った。3回と4回は3者凡退。5回は無死一塁から正木の悪送球で二、三塁の大ピンチを背負った。それでも奈良間を三ゴロの後、郡司を3球三振。水野の二塁への適時内野安打で悔しい勝ち越し点を奪われたが、追加点は許さなかった。

 小久保監督は5回の最少失点での粘りを称賛。「前田悠伍が大きく見えました」と勝因に挙げた。

それでも左腕は「1点も取られないように、という意識ではいました。最後にああやって1点取られたのは.まだまだ力不足」と自身に高いレベルを求めた。「最後の突き詰めというか。徹底していけたら」と厳しい自己評価。CS初登板については「雰囲気がすごく良かったですし、その中で投げられたことは、これからにすごく生きると思う。日本シリーズもありますし、そこに向けてしっかり調整できたら」と語った。

 先発の調整と移動の兼ね合いでリーグ優勝時のビールかけには参加できなかった。今回は主役の1人だが「もう、疲れましたし、なるべく早めに帰りたいな」と苦笑い。「もう本当に今は眠たいので。シーズン中の疲れより、今感じている疲れの方が大きいです」と力投の余韻を残した。

編集部おすすめ