紗栄子、愛馬ボルトの命日に心境を吐露 保護猫ルナとの出会いから新たな使命へ
紗栄子オフィシャルインスタグラム(@saekoofficial)より

タレントの紗栄子が21日、自身のインスタグラムを更新し、1年前に天国へ旅立った愛馬ボルトへの想いを綴った長文を投稿した。

紗栄子は「1年前の今日、愛馬のボルトが天国へ旅立ちました」と振り返り、ボルトがNASU FARM VILLAGEを始めるきっかけとなった大切な存在だったと明かした。
牧場経営を始めて5年、思い出の中にはボルトがたくさんいるという。

ボルトは脚を骨折し、多くの人から「生きるのは難しい」と言われる中、紗栄子は諦めきれずに2ヶ月間様々な治療を試したが、最終的に安楽死を選択することとなった。その決断について「今でも胸が張り裂ける思い」「結果として、その選択が正しかったのか、ボルトの痛みを長引かせてしまったのではないかと自問し、後悔の日々もありました」と当時の心境を吐露している。

深い喪失感に襲われた紗栄子だったが、ボルトが亡くなった日に牧場で出会い保護したのが猫のルナだった。ルナとの出会いをきっかけに「Mew Me Club by Think The DAY」として猫の保護活動を開始し、これまでに160匹の猫の保護と譲渡につながっているという。

1ヶ月前からルナのトライアルを始めた紗栄子だったが、ルナの多飲多尿が気になり検査を受けたところ、慢性腎臓病ステージ3と「蛋白漏出性腎症」を併発していることが判明した。猫の慢性腎臓病は早期発見が難しく、多くの猫が命を落とす原因となる病気で、現在紗栄子は腎臓病について学び続け、最新の情報や治療法を追いかけているという。

「ボルトが繋いでくれたルナという子にも、内容は違えどまた同じような状況が起き、私は今また、猫の腎臓病について猛勉強している日々を送っております」と現在の状況を説明。ボルトを失って自信を失った自分が前に進むことができたのは、ボルトが繋いでくれたルナを守ることができたからだと感じていると述べた。

投稿の最後には「全てはルナのために。ボルトが繋いでくれた大切な命を守るために、ルナのために出来ることを私はすべて行っていきます」と決意を表明し、ボルトへの感謝とルナへの愛情を込めたメッセージで締めくくった。

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【参照元】
紗栄子オフィシャルインスタグラム

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