創業290年の歴史を誇る福岡の酒造「菊美人酒造」が、形式よりも気持ちを重視する“エモ消費”の時代ニーズに合わせ、感情やストーリーを内包した日本酒を提案中。
スペックではなく、伝えたい想いを表す商品名と説明書きが添えられた全6種の日本酒シリーズは、大切な人へ“花を贈るように”、心を込めて選んでみたい。
澄んだ味わいの中にある米の旨み
享保二十年(1735年)、福岡で創業した同酒造は、澄んだ味わいの中に米の旨みを感じられるよう、手間を惜しまず丁寧な酒造りを続けている。

なかでも、伝統的な搾りである「雫しぼり」と「槽しぼり」を守り続けていることが大きな特長だ。
前者は、もろみを詰めた酒袋を吊るし、一滴一滴と滴り落ちる雫が集まるのをじっくりと待つ製法。少量しか生産できず、手間暇もかかる一方で、通常の製法とは比較にならないほど澄み切った味わいを得ることができる。

一方の後者は、もろみを詰めた酒袋を槽(ふね)の中に一つひとつ丁寧に手積みし、はじめに流れ出る、雑味が少ない理想的な味わいを満たしたものだけを採用する伝統的な製法だ。

想いを自然にカタチにできるピュアな日本酒
新たに提案している“花を贈るように” シリーズは、ギフトを贈る側の「こういう気持ちを伝えたい」という想いに寄り添いながら、その想いを自然にカタチにできるように設計されている。

菊美人 純米大吟醸 芽吹
たとえば「芽吹」という商品は、快気祝いや新生活など、「これからのより良い日々を願う気持ち」を込めて贈ることができる仕立て。未来への希望を感じさせる名称や、優しくも健やかな生命力を表す葉が伸びるデザイン、優しい香りに力強い味わいが、その純粋な想いを支える。

菊美人 大吟醸 月映
シリーズ全体を通した共通点は、直感的に選べる商品名と説明書き、高揚感を生むデザイン、米の旨みを感じるバランスの取れた味わいにある。また、商品名の由来である北原白秋などの文学作品を紹介する同梱物が、日本酒を嗜む時間にさらなる深みを与える。

菊美人 純米大吟醸 花冠
ちなみに題字の「菊美人」は、北原白秋が実際に酒を味わいながら揮毫(きごう)したものだという。
贈る人の伝えたい想いを乗せた日本酒は、五臓六腑にじんわりと染みわたっていくだろう。
菊美人 “花を贈るように” シリーズ(全6種)
ラインナップ:花冠(KAMURI)、移ひ菊(UTSUROI)、芽吹(MEBUKI)、月映(TSUKUBAE)、夕凪(YUNAGI)、鈴なり(SUZUNARI)
価格:1,650円~9,680円(税込)
公式オンラインストア:https://kikubijin.co.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000154667.html
(zlatan)