来たる10月11日(土)、今年で創業78周年を迎える洋傘ブランド「トンボ洋傘 前原光榮商店」が、希少な一点物ハンドルの第2弾企画となる『プレミアム楓ハンドルフェア』を開催する。
同フェアでは、現在では生産できない「楓」の手元にフォーカスした、高級感と風格を漂わせる約40点のヴィンテージ傘が提案される。
皇室向けの洋傘製造も担ってきた老舗ブランド
1948年、戦後間もない東京・浅草三筋町で創業した同商店は、職人による丁寧なものづくりや国内製造にこだわり続け、天皇皇后両陛下および皇族の公式行事などで使用される洋傘の製造も担ってきたという。

その理念は、「傘で人々の生活を豊かにする」こと。また、古くより縁起の良い“勝ち虫”として親しまれてきた「トンボ」を冠したブランド名には、その理念を貫きとおす、不退転の決意という想いも込められている。
すべて一点物となる約40点のヴィンテージ傘
10月11日(土)~11月8日(土)の期間に開催される『プレミアム楓ハンドルフェア』では、職人が趣向を凝らした“楓の手元(ハンドル)”にスポットを当て、すべて一点物となる約40点のヴィンテージ傘を提案する。
美しい光沢と耐久性、加工のしやすさを兼ね備える楓は、傘の手元として最も多く用いられてきた素材ながら、現在では原材料の枯渇や作り手が途絶えたことから生産が叶わないという。

その一方、同ブランドは、昭和期に作られたヴィンテージ手元を数多く保有。今回はその貴重な手元を活かしながら、材質・塗料・加工工程に至るまで、従来品とは異なる特別な仕上がりで用意している。

たとえば「ヴァイオリン風仕上げ手元」は、ヴィンテージ調の塗装による独特のかすれ具合や色味を魅力とし、使い込むにつれ飴色のツヤが増し、深みや味わいを増していくという。
また、高級材である「瘤杢(こぶもく)を使用した手元」は、独特の渦巻き状・波紋状の木目を特徴とする。
その他、「スワロフスキーを埋め込んだ手元」や「繊細なワイヤー細工を施したストレート手元」など、職人の遊び心が光る意匠品も用意される。

日本の伝統美が凝縮されたヴィンテージ傘を雨の日の相棒にして、紳士の品格をまとってみたい。
トンボ洋傘 前原光榮商店 浅草三筋町店
所在地:東京都台東区三筋2-14-5
公式サイト:https://shop.maehara.co.jp/
来店予約ページ:https://reserva.be/maeharakoueishouten
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000152079.html
(zlatan)