プレイヤーはカンタベリー王国の騎士として、インヴェーダーの脅威に立ち向かい、世界各地のチャンピオンを探す旅を続けます。戦うことだけでなく、道を切り開くこと、仲間を助けること、不可解な謎の真相に近付くこともまた、このゲームにおける「ガーディアン」の仕事です。
でも、改めて考えてみると……「ガーディアン」とは、どのような存在なのでしょうか。敵と戦う騎士? 仲間を導くリーダー? あるいは、危険が訪れる前の日常を支える人でしょうか。
2026年8月には、インヴェーダーの襲撃後、騎士と小さなお姫様が旅立ったあとのカンタベリーを描く外伝「応答せよ!カンタベリー」も登場しました。戦場に残された人々が再び立ち上がる姿を「メインストーリーの外側」で描くこの物語では、仲間のために通信をつなぎ続ける通信兵・セイラも印象的な存在です。
『ガーディアンテイルズ』がその名に掲げる“ガーディアン”とは何か。私達インサイド編集部は、5周年という節目を迎える今、改めて見つめてみることにしました。そのために訪れたのは……誰もがご存知であろう、日本の警備・セキュリティ業界を牽引する「ALSOK株式会社」です。
今回インタビューとしてお話を伺ったのは、警備・セキュリティサービスを通じて社会の安全と安心を支えるALSOKの広報チーム主任の西永 あかねさんと、『ガーディアンテイルズ』日本運営を担当するKong Studiosの助田 哲弥さんのお二人です。ゲームにおける騎士と、現実世界における警備・セキュリティサービス。それぞれの立場から“守る仕事”について、語っていただきました。
『ガーディアンテイルズ』公式サイト 「ALSOK株式会社」公式サイト
また、今回の取材の様子はインサイド公式Xでも特別インタビュー動画として公開中! 『ガデテル』ファンはもちろんALSOKのリアルな“警備業務”についても詳しく知りたい方は、ぜひ記事とあわせてご覧ください。
ゲームの騎士と現実の警備員。「ガーディアン」の役割を聞く!
Q1. まずは、お二人の担当業務について教えてください。
ALSOK 広報チーム主任 西永さん現在はALSOK株式会社の広報課に勤務していますが、過去には「遠隔で画像を監視するサービス」の運用を担当していました。
ご契約先に設置されている、侵入や火災、非常のセンサーから警報が上がった時に、カメラのリアルタイム映像をつなぎ、スピーカー越しでお客様に異常が無いか状況を確認したり、不審者がいた場合には威嚇のアナウンス(“すぐに犯行をやめろ!”など)を実施し担当部署へ110番通報の依頼をしたりしていました。まさに警備の最前線で、お客様の生命や財産を守る任務に就いていました。
Kong Studios 助田さんKong Studios で『ガーディアンテイルズ』の日本運営を担当しております、助田と申します。
ゲームを世に届けたあと、プレイヤーの皆さんが安心して遊び続けられる環境を整えるのが私たちの仕事です。今日のテーマである“ガーディアン”に引きつけて言うと、作品の世界を守っている騎士たちを「外側からそっと守っているのが運営」という感覚に近いかもしれません。
Q2. お二人にとって“ガーディアン”とは、どのような役割を担う存在だと思いますか?
ALSOK 広報チーム主任 西永さん24時間365日、皆さんの身近で「社会の安全・安心を守って、何事もない日常を支えている存在」だと考えています。
Kong Studios 助田さん『ガーディアンテイルズ』では、カンタベリー王国の騎士として“インヴェーダー”という存在から人々を守る物語が描かれています。やはり「人々を安心させる」「平和を作る」といったことを目標にしている人たちこそ、”ガーディアン”だと思いますね。
Q3. “守る”と聞いて、真っ先に思い浮かぶ対象はどのようなものでしょうか?
ALSOK 広報チーム主任 西永さん日々の平穏は、街中のすべての人が関わり合って保たれているものと考えています。そのため、当社との契約の有無にかかわらず、社会に暮らすあらゆる人々が「守る対象」となります。
Kong Studios 助田さんここは「日常」……とお答えしたいところではあるのですが、個人的な話をすると「自分の健康を守る」で精一杯です(笑)。“ガーディアン”のように「誰かを守る」といったことまで気が回っておりません。申し訳ありません!
Q4. 「守ること」は“攻め込むこと”や“侵略すること”と、どのように異なるのでしょうか?
ALSOK 広報チーム主任 西永さん守る相手や対象を常に意識し、目先の相手や目まぐるしく変わる状況に気を取られずに安全を保ち続けることが「守る」という行いにおいて重要だと考えています。
Kong Studios 助田さん「最終的な結果」が大きく異なる点だと思います。「攻め込むこと」は目的の相手や組織、エリアなどに対して何かを成し遂げていく行動です。一方で「守ること」は対象や人々を脅威・危機などから防ぐ行動と考えています。
Q5. これまでのお仕事で発生した“ヒヤリとしたトラブル”や、それに対応したときのエピソードについてお聞かせください。
ALSOK 広報チーム主任 西永さんとあるコンビニで、大声で騒ぐ利用者がいるために店員さんが非常ボタンを押した際のエピソードです。非常ボタンが押されると、こちらから異常警報を受信したことや画像を記録していること、また異常がないか確認をするアナウンスを流します(※ご契約先によってはアナウンスは流しません)。
その時もアナウンスを流したのですが、利用者はこちらに対して興奮気味に「早く警察呼べよ!」と叫んでいました。
この利用者が危険物を所持していたり、店員さんに危害を加えたりする可能性もあったため、刺激を与えないよう、話し方や伝える内容には細心の注意を払いました。その後、警察が到着して事なきを得ましたが、私の対応ひとつで取り返しのつかない事態になっていたかもしれないと考えると、改めて警備員という仕事の責任の重さを痛感しました。
Kong Studios 助田さんゲームの運営をしていると、大きなアップデートの直前は、毎回緊張感があります。こういう時にいつも思うのは、私たちが守っているのは“データ”や“システム”そのものではなく、その先で楽しみに待ってくださっているプレイヤーの時間なんだ、ということです。
画面の向こうで「今日はどんな更新かな」と楽しみにしてくださっている。その期待にきちんと応えられるよう、最後まで確認を重ねて、安心して遊んでいただける状態で届けることを大切にしています。
Q6. 警備も『ガデテル』も、制服・コスチュームは大切な要素です。これまで特にお客さまからの反応が良かったものはありますか?
ALSOK 広報チーム主任 西永さん私が着用していた制服ではありませんが、警報が出た際に現場に急行し、対応する機械警備隊員と、現金や貴重品等を運ぶ警備輸送隊員が共通で着用している制服は、子ども達からも人気があります。 理由としては、ヘルメットや防護チョッキを着用した警備員は一層心強く、見た目もかっこいいため、子ども達にとってはヒーローに似た存在に見えているのではないでしょうか。
Kong Studios 助田さん『ガーディアンテイルズ』には「コスチュームコンテスト」という企画がありまして、プレイヤーの皆さんが自分で考えたデザインを送ってくださっています。毎回びっくりするほどたくさんの応募が集まって、その中から数点を実際にゲーム内へ実装しています。
運営側から出したものだと、エイプリルフール関連の〔アイドルマービン〕や〔超人デイジー〕のような、遊び心を振り切ったコスチュームも毎回とても好評ですね。キャラクターの意外な一面が見られる楽しさもありますし、「そこまでやるんだ」と笑ってもらえる。真面目に世界を守る英雄たちが、時々こういう茶目っ気を見せるギャップも『ガデテル』らしさとして愛していただいているのかなと思います。
Q7. 危険や脅威は、決して「ゼロ」にはなりません。それでも“これだけは必ず守るべきだ”と考えるものは、なんですか?
ALSOK 広報チーム主任 西永さん「家族に胸を張って言えないことはやらない」ということです。この考え方は当社で標語にもなっており、業務上・私行上問わず自分の行動に迷いが生じた際の判断基準として、大切にされています。
どのような状況でも、この考え方に照らし合わせて行動すれば、人の道から外れてしまうことはほぼ無いはずです。自分自身、そしてまわりの人を危険やトラブルから守るために、私もこの言葉を忘れないようにしています。
Kong Studios 助田さん危険やトラブルが完全にはなくならないのは、ゲーム運営もきっと同じだと思います。どれだけ備えても、想定を超えることは起こり得る。そのうえで私たちが“これは必ず守る”と決めているのは、プレイヤーが安心して帰ってこられる場所であり続けること、その一点です。
何かあった時にこそ、誠実に、丁寧に向き合う。私たち運営にとっては、プレイヤーの皆さんが安心して遊べる環境を守り続けることが、一番大切だと思っています。そう考えると、形は違ってもALSOKさんのお仕事と通じる部分があるのかもしれません。
Q8. 「人々を脅威から防ぐ」以外にも、さまざまな「守りかた」が考えられます。ALSOKや『ガーディアンテイルズ』では、どのような形で人々の暮らしや未来を守っているのでしょうか?
ALSOK 広報チーム主任 西永さん当社ではセキュリティ事業以外にも、設備の点検や清掃など総合的な建物管理のサポートを行うファシリティマネジメント事業や、あらゆるニーズに対応可能な介護事業など、さまざまな形で社会の暮らしを支え、平穏な日常を守っています。また、最近ではDXツールを活用して専門官の遠隔支援を受けることで、パソコントラブルの対応や建物の設備が故障・不具合を起こした際の応急処置などもできるようになっています。
AEDや消火器も当社のものがありますので、街中で見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、介護施設は全国410か所に拠点があり、毎日のみまもりから在宅・施設介護の提供までを行っています。 このように、ALSOKはセキュリティにとどまらない形で、安全・安心に暮らせる未来をこの先も守っていきます。
Kong Studios 助田さん戦って脅威を退けることだけがガーディアンではない——それが、新しい外伝「応答せよ!カンタベリー」で描こうとしているテーマです。剣を振るう騎士とは違う形で“誰か”を守る三人が登場します。
外伝には、通信兵のセイラ、料理人のペッパー、機関士のVという、それぞれ異なる役割を持つ人物が登場します。
「守る」ということにもいろいろな形がある。そう考えてみると、ALSOKさまが警備だけではなく、介護や建物管理などさまざまな形で日常を支えていらっしゃることにも、通じる部分があるのかもしれません。
Q9. 「ALSOK株式会社」は2026年で、会社の設立から61年を迎えます。過去数年を振り返って「警備」という言葉が持つ意味は、どのように変化したと感じますか?
ALSOK 広報チーム主任 西永さん人手不足による省人化、DXやAIを活用した業務の効率化など、警備業務を実施するうえで、クリアしなければならない課題は多くありました。加えて、情報資産を狙ったサイバー攻撃やインフラ設備の老朽化、台風や地震等の自然災害など、いつ・どこでどのような危機と直面するかわからないという緊張感がある中で業務を続けてまいりました。この5年間だけでも大きな変化がもたらされています。
「警備」という言葉は、これまで人々や施設を守ることを主に指していましたが、今では、建物設備の安全性確保、災害時の支援、情報資産に対する攻撃への対策、また当社の各種レスキューサービス(ALSOK ITレスキュー・ALSOK 設備レスキュー・ALSOK ユーザーレスキュー)にあるような、お客様のニーズに合わせたお困りごとの解決も含まれています。
現在では、これまで以上に広い意味が「警備」に求められるようになりました。そして「警備」といえば“人間の警備員”の役割でしたが、研究開発の進化に伴い、一部はAIやドローンもその役割を担う重要な存在という位置づけに変化してきていると感じます。懸念される危機が多く存在し、労働力の減少やデジタル化への対応も叫ばれる社会において、この変化は自然な流れだったのではないでしょうか。
Q10. 『ガーディアンテイルズ』は2026年で、正式リリースから5周年を迎えます。この5年間を振り返って本作の「ガーディアン」という言葉が持つ意味は、どのように変化したと感じますか。
Kong Studios 助田さん5年前は“ガーディアン”といえば“戦って守る強い存在”というイメージが先に立っていました。しかし『ガーディアンテイルズ』の運営を続けるうちに、その捉え方はだいぶ変わってきたと思います。
外伝の三人がそうであるように、心をつなぐことも、温もりを届けることも、前へ進む力になることも、全部“守る”ことなんですよね。そして気付けば『ガーディアンテイルズ』という作品自体が、遊んでくれる皆さんに守られてここまで来ました。守る側だと思っていた私たちが、実は守られていた。それが、5年やってきての率直な実感です。
Q11. この記事をご覧になる方に“あなたも誰かや何かのガーディアンになれる”と伝えるとしたら、どんなメッセージを一言で贈りたいですか?
ALSOK 広報チーム主任 西永さん「何か変わったことはないかな」と変化に気づく視点と、「何かお困りですか」と声を掛ける勇気を持つことがガーディアンとしての初めの一歩だと思います。
Kong Studios 助田さんあなたが「誰かを守りたい」と思った時点で、きっと既に「ガーディアン」になれていると思います! しかし! もっと手っ取り早く「ガーディアン」になりたいと考えている方は『ガーディアンテイルズ』というゲームをダウンロードして遊んでいただければ、すぐに夢が叶うと思います!
カンタベリーの冒険へ、そして身近な安心へ
『ガーディアンテイルズ』では、個性豊かなキャラクターたちと出会い、ギャグ要素もシリアスなドラマ要素もある冒険を楽しみながら、奥深い物語を体験できます。5周年を迎える今、これまで遊んできたプレイヤーはもちろん、まだ「カンタベリー王国」の“騎士”について知らない方にとっても、冒険を味わう絶好の機会と言えるでしょう。
また記事の冒頭でもお伝えしたように、『ガーディアンテイルズ』では2026年8月5日から外伝「応答せよ!カンタベリー」を実装しています。新英雄「反撃の使者 セイラ(CV: 漆山ゆうき)」と共にリリースされたこのエピソードでは、インヴェーダーの襲撃を受けたカンタベリー王国の中で、混乱に惑わされつつも戦い続ける通信兵「セイラ」、料理人「ペッパー」、機関士「V」達のストーリーが語られます。
一方、ALSOKは警備・セキュリティサービスを通じて、日常のさまざまな場面に安心を届けています。公式XやInstagramでは、サービスや取り組みに加えて、ALSOKをより身近に感じられる情報も発信されているほか、2026年3月からはリブランディングを機にオリジナルキャラクター「ニャルソック」を展開。Kong Studios・助田さんも特製オリジナルステッカーをゲットしたキュートな新キャラクター達の情報は、ALSOK内「ニャルソック」公式サイトでも公開中です!


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