LIFULL(ライフル)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」は、パートナーと同居している既婚男女2558人を対象にした調査「同棲・同居前に話し合っておくべきこと」の結果を2024年08月21日に発表した。
一緒に住んだタイミング...「結婚後」40.6%、「婚約・結婚前」38.4%、「婚約中」19.5%調査では、現在のパートナー(夫/妻)と一緒に住んだタイミングについて聞くと、最多は「結婚後」(40.6%)だが、「婚約・結婚前」(38.4%)、「婚約中」(19.5%)と「結婚前から」一緒に住む人も少なくなかった。
また、現在のパートナー(夫/妻)と一緒に住むにあたり事前に話し合ったことを聞いた。
その結果、(1)共働き世帯、(2)配偶者控除世帯、(3)専業主婦/主夫世帯のすべてにおいて、「お金の管理方法」(共働き世帯48.3%、配偶者控除世帯44.6%、専業主婦/主夫世帯37.5%)が1位。次いで、「生活費の分担(家賃・食費・光熱費など)」(共働き世帯38.2%、配偶者控除世帯29.1%、専業主婦/主夫世帯24.2%)、「家事の分担」(共働き世帯29.1%、配偶者控除世帯22.6%、専業主婦/主夫世帯16.3%)が上位にきている。
さらに、各内容について、「話し合った」と回答した人の中に夫婦仲が良好な人(「とても良い」「どちらかと言えば良い」の合計)がどれだけいるかを調べた。そして、割合が高い順に「同棲・同居前に話し合っておくべきこと」としてランキング化した。
その結果、夫婦仲が良好な人の回答割合が最も高かったのは「家事分担」(夫婦仲の良好割合84.4%)。それに続いて、「連絡に関すること(方法・タイミング・頻度など)」(同84.2%)、「されたら嫌なこと/譲れないこと」(同83.9%)となった。なお、世帯別のランキングでも、1位の「家事分担」はいずれの世帯においてもトップ5にランクインするのも特徴となっている。
続いて、パートナー(夫/妻)の「家事」に関する不満について4項目――(1)「家事を担当したがらない」(2)「担当の家事をし忘れる」(3)「家事の質が悪い」(4)「どちらでもない家事を率先してやらない」で聞いた。その結果、全ての項目で、女性の不満が男性を上回った。
なかでも、「どちらでもない家事を率先してやらない」では、不満を抱える(「とても不満がある」「やや不満がある」の合計)男性が30.3%に対し、女性は56.0%と大きな差が出ていた。
この調査は2024年7月12日~26日、1都3県に在住の既婚男女を対象にインターネットを通じて行われた。