石川さゆり(60)と布袋寅泰のコラボやMISIA(40)の熱唱な記憶に残る名演が多く生まれた『第69回NHK白歌合戦』。だが、パフォーマンス以外にもたくさんの魅力が。

そのなかでも、芸人による副音声は年々人気を増している。今年はサンドイッチマンが担当したが、あるハプニングが彼らを襲っていた。

「リハーサルのときに伊達みきおさん(44)が『ネットでは(昨年まで担当していた)バナナマンが良かったって声が多いんだよね……』と評判を気にしていたんです。そんななか、本番直前の前説で桑子真帆アナ(31)があろうことか『バナナマンのお2人』と間違えて呼んでしまって……。これにはスタッフもヒヤヒヤ。それでも2人は笑顔で対応。解説も視聴者から高評価で、早くもプロデューサーから『来年もよろしくお願いします!』とオファーを受けていました」(NHK関係者)

そして、フレッシュな初登場組も今年は大きな話題を呼んだ。「臭くて汚えライブハウスからきました。Suchmosです、よろしく!」というクールな挨拶で登場したSuchmos。クールなイメージの彼らだが、舞台裏では可愛げな一面を見せていた。

「本当に仲がいいらしく、リハーサル後も常にいっしょ。ボーカルのYONCE(27)さんが『俺、肋骨が痛いんだよね……』と言うと、他のメンバーも『実は俺もそうなんだよね……』と語って笑いあっていました」(前出・NHK関係者)

直前で“逆転出場”がかなった米津玄師(27)の登場もハイライトの一つ。

テレビ初登場のオーラに日本全国が酔いしれた。司会を務めた広瀬すず(20)もその一人だ。

「広瀬さんは今回の紅白が初めての司会。衣装替えも多く、リハーサルではイヤリングを度々気にするなど終始緊張した様子でした。周囲にも『プレッシャーに押しつぶされそう……』と語っていたそうです。そんな彼女を労って、米津さんが赤いバラの花束を贈ったんです。米津さんは17年に広瀬さんが出演した映画の主題歌を歌っており、それ以来の仲。米津さんの気遣いに、広瀬さんも癒されたそうです」(レコード会社関係者)

いっぽう広瀬は、リハで大物ぶりも見せていた。

「aikoさん(43)を招いたMCのリハで広瀬さんが『私、aikoさんがデビューした98年に生まれたんです』と若さアピールともとれる発言をしたんです。思わず内村さんも『ぶっこんで来たね~』といじったところ、彼女は『だって、(カンペに)書いてあるから!』と答え、会場を笑わせる一幕もありました」(前出・NHK関係者)

舞台裏でも魅力満載だった平成最後の紅白。早くも新元号での紅白が待ち遠しい!

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