残すところあと少しとなった’19年。5月1日に天皇陛下が即位され、元号も「平成」から「令和」へと変わり、皇室にとっても激動の1年だった。
スウェットパンツにカラフルなブルゾンといういでたちでステージに登場した女性ダンサーたち。軽快なHIPHOPミュージックに乗せて踊る7人の中で、ひときわキレのあるダンスを披露していたのは、秋篠宮家の次女・佳子さまだった。(以下、2019年1月15・22日号掲載記事)
昨年の12月中旬、授業を終えた佳子さまは車に乗り、郊外の小さな公民館へ。佳子さまは密かに、この公民館でダンススクールのレッスンを受けていらっしゃったのだ。
本誌はさらに、スクールが主催する公演のDVDを入手。’18年9月のダンス公演を収録したそのDVDには、佳子さまの意外な姿も収められていた。
HIPHOPダンスのチームでは、ご公務での清楚な装いとは打って変わってストリートファッションでご登場。マイケル・ジャクソンの楽曲『ハートブレイカー』のビートに合わせて、軽快なステップを披露された。
映画『グレイテスト・ショーマン』の主題歌『This Is Me』のダンスにも参加。総勢20人以上が登場するなか、佳子さまがセンターに躍り出る場面も。レースのスカートをまとい、周囲を鼓舞するように力強く踊られていた。
100人以上の観客の前で合計6曲を踊られた佳子さま。フィナーレでは満面の笑みを見せられていた。
佳子さまは舞台用のやや濃いメークをされていただけだったが、公演を見た女性も気づかなかったようだ。
「佳子さまがいらっしゃったなんて、まったく知りませんでした。でも、たしかに7人組のチームなのに、メンバー紹介で6人しか名前がないことがありました。不思議に思いましたが、あのメンバーの1人が佳子さまだったのですね」
皇室ジャーナリストも驚いた様子で語る。
「6月にイギリス留学から帰国されてから公演本番まで、たったの3カ月しかありませんでした。しかも公演前日に、佳子さまは祭祀に参列されています。学業やご公務でお忙しいなか、猛練習を積まれたのです。その熱意には驚かされます」
過酷な練習の証拠に、佳子さまは右足に何重にもテーピングをなさっていた。そして9月の公演を終えてからも、前述の通り佳子さまはレッスンを続けられている。
紀子さまは佳子さまの今後について「大学を卒業してからは、宮中行事に出席することも多くなると思います。
「今年5月には新天皇の即位に伴い、秋篠宮家は皇嗣家となります。佳子さまがご公務で果たされる役割もより大きくなるのです。紀子さまとしては、佳子さまにも大学や研究機関といったご公務と両立可能なご就職先を望んでいらっしゃると思われます。しかし佳子さまは、ダンスを単なる趣味にとどまらず、ライフワークとして追究したいとお考えのようです」(前出・皇室ジャーナリスト)