お笑いコンビミルクボーイの駒場孝(34)が、6月13日放送の大喜利番組『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)に出演。これまでコンビでのテレビ出演が多かったが、駒場にとって初挑戦となった。

大喜利好きな芸人10名が2ブロックに分かれ、5人ずつ対決する同番組。文章や写真を使った問題など、様々な形式でお題が出される。駒場のグループは同じく初登場の四千頭身・後藤拓実(23)の他に、優勝歴のある千原ジュニア(46)、千鳥・大悟(40)、ロバート・秋山竜次(41)といった強者揃いだった。

駒場は大会チェアマンの松本人志(56)から「(挑戦するのは)駒場の方なんやな」と言われると、「どちらも強いです。僕たち」と自信を見せていた。

「韓国料理っぽく怒ってください」のお題では、「チャンジャえられへん」と回答。「わざわざ耳打ちすな!なんと言われた?」のお題では、「最近、アリ見かける?」など安定した回答ぶりを見せていた駒場。始終落ち着いた様子で問答を続けていき、10本中9本の“IPPON”を見事取得。

残念ながら決勝進出には至らなかったが、Twitterでは駒場を絶賛する声が続々と上がった。

《駒場さん、ノリと勢いじゃなくて、正攻法でIPPON取ってて面白かった》

《駒場さんの解答は最初から飛ばさない。大喜利だから競って解答するんだけど、ちゃんと段階を踏んで、積み上げて笑いに変えていく。突飛な解答もその流れを壊すから面白くなる。

荒れ気味な場の中で駒場さんの解答が入ることで落ち着く。正統派でも面白い。腕があるんだよなぁ》

《駒場さんまたリベンジしてほしい!》

このように駒場が“正攻法”や“正統派”と言われるのは、これまで積み重ねてきたものが大きいという。

「ミルクボーイは“コーンフレーク”や“最中”など、誰もが知っているネタで『Mー1グランプリ』(テレビ朝日系)を優勝しました。下積み時代が12年もあったそうですが、駒場さんは10代の頃からネタを作っていたといいます。大学でも落語研究会で熱心に活動するなど、 “基礎”があるからこそノリや勢いではなく言葉やセンスで勝負ができるのでしょう。

過去には漫才を見たお客さんが、ネタの内容に怒ってしまったことも。その反省から、誰もが笑えることをネタ作りの基盤にしていると聞きました。相方・内海崇(34)さんの角刈りや駒場さんのボディビルなど、外見的な特徴が話題になることもありますが『ネタには入れない』と決めているそうです」(テレビ局関係者)

初出場にしてしっかり爪痕を残した駒場。今後、『IPPONグランプリ』の常連となるかもしれない。

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