最後の牙城『笑ってはいけない』休止で終焉に向かう“痛みを伴う笑い”

最後の牙城『笑ってはいけない』休止で終焉に向かう“痛みを伴う笑い”
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「『笑ってはいけない』の休止の本当の原因はわかりませんが、出演者が高齢化しているので、体力も手間もかかる長時間のハードな収録を毎年やるのは厳しいだろうというのは推測できます。また、BPOの一件もそうですが、“暴力”を使う笑い、芸人さんが痛がったり苦しんでいたりするのを面白がるお笑いに、世間の目が年々厳しくなっているということはあるでしょう」

そう分析するのは、お笑い評論家のラリー遠田氏だ。日本テレビが大晦日恒例の『絶対に笑ってはいけない』シリーズの休止を決定した。代わりに、今年は6時間生放送の新お笑い特番『絶対笑って年越したい!笑う大晦日』(仮)が放送される。

ラリー氏の言う“BPO(放送倫理・番組向上機構)の一件”とは、今年8月にBPOの青少年委員会が「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」について審議対象とすることを明らかにしたというニュースのこと。『笑ってはいけない』も“笑ってしまった人が尻を叩かれる”という内容の番組だけに……。

「そういう状況の中で、同番組はどんどんやり辛くなっていたと思います。それをそのまま続けるよりは、どこかでいいところで先に終わらせた方がいいのでは、という判断になったのではないでしょうか」(ラリー氏)

またラリー氏は、“暴力的な笑い”の歴史を次のように話す。

「そもそも、リアクション芸を求めるような“暴力的な笑い”をテレビで大々的にやるようになったのは、ビートたけしさんの時代から。たけし軍団の人たちが体を張って罰ゲームや過激なことをやっていたんです。そこから教えを受け継いだダチョウ倶楽部が出てきて、出川哲朗さん(57)などへと続いていくわけです」


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