《2017年9月、様々な理由から今後RIPSLYMEのメンバーとして活動を続けることが困難であると判断し、事務所とグループを辞めさせていただきました》
11月1日、こうコメントを発表したのは元RIP SLYMEのPES(44)。’18年10月にグループの活動休止が発表されたが、実はそれ以前にグループを脱退し所属事務所も退社していたというのだ。
「PESさんがコメントを発表したきっかけは、現メンバーのRYO-Zさん(47)、ILMARIさん(46)、DJ FUMIYAさん(42)が10月8日に配信したインスタライブ。PESさんが参加リクエストしたものの、彼らが“スルー”したというのです。その後RYO-Zさんは“2次会”として、YouTube配信への移行をインスタグラムで告知。ですが彼らから一向に相手にされないPESさんは、《それで逃げ切れると思ってるんですかね、、、。》などとRYO-Zさんの投稿にコメントし波紋を呼んでいました」(音楽関係者)
PESは「なぜインスタライブにリクエストを出したのか」として、次のように理由を綴っている。
《彼らが5人での活動を匂わす言動をするたびに、私に否定的な意見が多く集まりました。ファンの方から向けられる純粋な質問にはっきり答えたつもりでも傷つけてしまうことが多く、彼らが何かするたびに私の知らないところで話を聞いたファンの方からまた質問が来るのではないかと怯える様になっていました》
《以前に私の話をして欲しくないと彼らには伝えていたはずなのに、何故繰り返すのか、この話をどんな気持ちでどんな角度でどう捉えているのか、など実際に話したかったのですが相手にはしてもらえませんでした》
さらに《知人を通して話せる機会を作ってもらえないか、こちらから打診していますがリアクションはありません。それが彼らの私に対する最後の答えなのだろうと思います》とも記しており、未だにRYO-Zたちとコンタクトは取れていない模様だ。
■「絶対にしないです」「権限がないんですよ」
「RYO-Zさんたちがインスタライブなどでフルメンバー5人での活動を匂わせる度に、PESさんのSNSにはファンから問い合わせが寄せられていました。ですがPESさんは《絶対にしないです》などと、自らグループへの参加を否定してきたのです」(前出・音楽関係者)
実際、PESは’19年3月にファンからTwitter上で《PESさんは、今後環境が整えば、また5人で音楽を奏でたいと思いますか?》と問われ、こう説明していた。
《思わないです。
他にも、《私に解散とか休止とか辞めるとか再開するとか発言する権限がないんですよ。そういう扱いというかお手伝いさんというかパシリというか。バイトに会社の責任追及する様なモノですよ》とも明かしていた。
そんなPESは今回発表したコメント内でも《彼らに関わりたくない》《3人には何度も心を折られている》とまで記しており、メンバー間で何らかの確執があったように伺える。だが、対話を模索するも叶わなかったというPESに、SNS上では同情の声が寄せられている。
《PESさんの声に惚れてRIPを好きになり曲を聴いてきたからなー。。3人でインスタライブする前に大切なファンへ、きちんと4人でPESが脱退と報告があっても良かったのでは? PESさん個人の文書だけで判断できないけど辛かったんだろうと取れる》
《RIP SLYME もうあの頃のメンバーでの集結・修復は不可能だな。いっそさ、解散すればいいのに。
《RIP SLYMEどないなってん。いい大人が無視続けるってなんやの。子供かよ。PESのインスタライブの経緯、意見は分かったけど、他3人の意見も知りたい。完全にRIPが終わったショックと結局モヤモヤして嫌な感じのイメージしかないよ》
波乱を呼ぶPESの告発。RIP SLYMEの5人が再集結するのは絶望的になってしまったようだ。