10月19日に急性硬膜下血腫のため亡くなったザ・ドリフターズの仲本工事さん(享年81)。18日に横浜市内で横断歩道のない交差点を渡ろうとしていたところ、直進してきたワゴン車にはねられ、搬送先の病院で緊急手術を受けるも帰らぬ人となってしまった。

国民的大スターの訃報に日本中が悲しみに包まれるなか、仲本さんと12年7月に結婚した27歳年下の妻で演歌歌手の純歌(54)もショックを受けているようだ。

「出会いは約20年前に仲本さんが仕事で訪れた高知県で、純歌さんがパーソナリティーを務めるラジオ番組に出演したこと。仲本さんは純歌さんの歌手活動をサポートするなどゾッコンでしたが、2人は夫婦とはいっても籍は入れずに事実婚だったといいます。

純歌さんは事故当時、病室で懸命に夫を看病していたそうです。23日に営まれた葬儀では出棺後、純歌さんは仲本さんの遺影を抱えて車で火葬場に移動しましたが、その表情からは疲労感がにじみ出ていました」(スポーツ紙記者)

いっぽう仲本さんが亡くなる1週間前、「週刊新潮」は純歌が昨年夏以降にペットの犬や猫とともに仲本さんを置き去りにして家を出てしまったと報じていた。

仲本さんは生前、純歌とどのような夫婦生活を送っていたのだろうか? 本誌は22年11月8日号で、2人の結婚生活における“裏側”を報じている。

仲本さんが亡くなった翌日の20日、純歌の姿は都内の斎場にあった。弔問客の応接が落ち着いた後、斎場を抜け出してスタッフたちと向かった先は焼き肉店だった。亡くなった仲本さんについて「ばかだよね、ドジだよね。本当に困るし、寂しいよ」と惜しんでいたが、やや声量を落としながら戒名料についてこう話し出したのだ。

「向こうが言ってきたの。60万渡すから自分が取ろうが相手に渡そうが自由にしてください。

領収書さえくれれば。で、●●さんに正直なのを言おうと思うのね。いくら? と聞いたら、“じゃあ半々にする?”って言うと思うんだよね」

詳細は判然としないが、預かっている戒名料の一部を自分たちのものにしようとする相談だったようだ。

本誌は今年5月、純歌が横浜でカレー店を開いたことや仲本さんと暮らす自宅から家出したことをいち早く報じている。当時、仲本さんは本誌の直撃に、「俺、毎日そっちに行ってるんだから」と横浜にある妻の店に通っていることを明かしていた。

■急に呼び出され、「3万円持ってきてくれない?」と金銭をせびられることも……

そんな“自由奔放”な純歌について、仲本夫妻の知人・X氏は本誌にこう証言している。

「純歌さんは掃除、洗濯をまったくしませんからね。家があれほどゴミだらけになっても気にしないところはちょっと信じられないレベルです。もともと『(仲本さんの)介護はしたくない』と言っていた純歌さんが、家出をして横浜に部屋を借りるようになったのにはカレー店の開店とは別の理由もあります。

2年ほど前から、純歌さんは海釣りにハマっています。仲本さんは同行することはなく、一人で海に行っていたのですが、とある男性・A氏と知り合い、デートを重ねる仲になったのです」

それでも、足しげく妻のもとに通っていたという仲本さんの献身ぶりについて、前出のX氏はこう明かした。

「東京の家を出て横浜で暮らし始めた純歌さんですが、朝7時とかに突然電話で仲本さんを呼び出していましたね。

『おいしい魚が入ったから朝ごはん食べに来ない?』なんて日もあれば、『麻雀やりたいから来て!』とか。

仲本さんが『純歌が麻雀をやめないから毎日呼び出される』『俺を呼んでおいて、夕方になると俺のことを置いて先に帰っちゃうんだよ。参ったよ』とぼやいていたのを聞いたこともあります」

そんな純歌は自らの趣味のため、夫に金銭をせびることもあったというのだ。

「純歌さんの趣味は麻雀にパチンコ。それに買い物好きでいつもお金が足りないので、仲本さんに『3万円持ってきてくれない?』などと毎日のように連絡していました」(前出・Xさん)

本誌の取材に応じた純歌は、焼き肉店で仲本さんの所属事務所に対する不満を話していたことについて、「そりゃいろいろありますよ。でも和解しながら言っているので。(事務所も)一生懸命やってくれましたから」と回答。

また、戒名料については「事務所のほうから渡した金額の範囲でやってもらっていいですか、と頼まれました。(お金をごまかすことは)ないですよ」と説明。そしてA氏のことを「彼氏ができた」と話していたということについては、「事実じゃないです」と否定していた。

焼き肉店では、「敵が100人いたって、何億人いたっていいのよ。生きていかなきゃいけないからさ」と気丈に語っていた純歌。

しかし、仲本さんに無理を強いるような数々の言動に、ネット上ではあ然とする声が上がっている。

《亡くなった直後に焼肉って……》
《夫婦のことは夫婦にしか分かりませんが、加トちゃん夫妻とのギャップが激しすぎて、仲本さんが可哀想に思えてしまいます。大切にしてあげて欲しかったです》
《「仲は良かった」で済ませられないほど、往年の仲本さんを知る方には我慢できないような状況に置かれてしまっていたのではないでしょうか》
《ただ仲本さんに甘えるだけしかしてないよね。。 結果やりたい放題。。救いようがない》

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