「私、鈴木もぐらはですね、1月27日に離婚をしました」

1月30日深夜放送のラジオ番組『空気階段の踊り場』(TBSラジオ)で、こう報告したのはお笑いコンビ・空気階段の鈴木もぐら(35)。2018年9月に一般女性と結婚し、現在は2児の父でもある。

妻と離婚したものの、「親を辞めたわけではないんで。結婚生活は終わりましたけど、私はずっと親ですから。子供たちのことはちゃんと守っていきます」と宣言したもぐら。相方の水川かたまり(32)に離婚理由を問われると、「浮気があったとか、そういう大きいことがあったわけではないのよ」と回答した。

年始にオズワルドの伊藤俊介(33)が《【奥さんに届け】空気階段のもぐらにお子さんのお年玉を渡したのですがちゃんと息子さん達に届いたかご確認ください》とツイートした“お年玉着服疑惑”にも触れ、「伊藤のお年玉の件とかあると思うんだけど、正直、そういうのは関係ない」と否定。

その上で、「考え方とかじゃないけども、そういうことで。とりあえず相手も一般の人だから、『そっとしといてほしい』っていうのが奥さんの気持ちなのよ。だから俺もあんまり言えない」と口を閉ざしたのだった。

「もぐらさんは結婚報告もこのラジオ番組でした。ギャンブル好きで当時600万円の借金を抱え“クズ芸人”と評されていましたが、結婚を機に『本当にがんばるよ。借金返す。私は今日でクズをやめます』と意気込んでいました」(ラジオリスナー)

2021年に『キングオブコント』で優勝に輝き、賞金1000万円を手にした空気階段。

もぐらにとって結婚3年目で掴んだ栄光は、支えてくれた家族への恩返しとなった。

「もぐらさんは、自らの借金のせいで別居していた家族と再び暮らせるようになったと喜んでいました。相方と折半した賞金は一部を借金返済に充て、妻に買っていなかった結婚指輪も購入。当時3歳だった息子にも、約5万円分のおもちゃを爆買いしていました。昨年12月にはラジオで『借金完済も間近』と明かしており、子供をインターナショナルスクールに通わせようと励んでいました」(テレビ局関係者)

■「私はもうあなたを助けません」妻から“絶縁宣言”された過去

これまで家族に苦労を強いてきたもぐらだが、過去には妻から“絶縁宣言”が飛び出たことも。それは、2019年9月13日に放送された『空気階段の踊り場』内でのこと。この時、もぐらが携帯電話を失くしたといい、かたまりは「これ何回目ですか」と落胆。しかも、もぐらによる“妻への裏切り”が原因だったと明かされたのだ。

前週に『キングオブコント』準決勝に出場したもぐらを応援するため、別居していた妻と子供が上京。だが、もぐらが『家族といる時はタバコを吸わない』という夫婦のルールを破り、こっそり喫煙していたことがバレてしまう。当時、もぐらの携帯電話は義母名義で契約していたといい、約束を破ったことで妻に没収されてしまったのだった。

すると番組に、「もぐらの嫁です」との件名で一通のメールが。

かたまりは「私情で申し訳ありませんがもぐらにこのメールを見せて下さいますと助かります」と読み上げ、こう続けた。

「あなたは勘違いをしています。たかが、タバコを吸わないという約束を破った、これだけで私が携帯を貸さないわけじゃありません。付き合ってから2年間、ルールや約束を破り続け、謝っても次の日には同じことを繰り返し、ウソをつき、その度に何億回もあなたを許してきました。しかし、その積み重ねの結果がこれです」

全てを妻のせいにするもぐらに対して、妻は「クズを卒業する理由」や「あなたがクズじゃない理由」などを諦めずに伝えてきたという。しかし、それも徒労に終わったようで、かたまりはメールを読み続けた。

「それでもあなたの本質は変わりませんでしたね。言い訳ばかりして何も成長しませんでしたね。なら、私はもうあなたを助けません。今後、あなたに携帯を再度貸すことは考えていません。勘違いしないでください。携帯を返すのではなく、好意で貸していただけです。

私の母もあなたに失望しています。どうぞご自分の力で全てなさってください」

自らの所業を省みないことで妻の逆鱗に触れたもぐら。『キングオブコント』優勝以降は家族円満にも見えたが、夫婦の間にできた溝は埋まらなかったのだろうか。

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