『相棒 season22』(テレビ朝日系)や『家政婦のミタゾノ』(テレビ朝日系)、『きのう何食べた? Season2』(テレビ東京系)など、人気ドラマの続編が多い秋ドラマ。

そこで本誌は、2023年に放送された高視聴率ドラマ(1月期・4月期・7月期)のなかで「もっと続編がみたいドラマ」についてアンケートを実施した(~10月12日)。

本記事では、そのTOP3を発表する。

3位に選ばれたのは、4月期の日曜劇場『ラストマン―全盲の捜査官―』(TBS系)。

主演の福山雅治(54)演じる全盲のFBI特別捜査官と大泉洋(50)演じる警視庁の刑事がバディを組んで事件を解決し、41年前の強盗殺人事件の真相解明に挑むというストーリー。

予想を超える結末が話題となり、最終回視聴率は13.4%。

《最初はどうせ面白くないだろうと思っていたのですが、福山さんと大泉さんのコンビが最高》(20代女性・パート)《福山さんと大泉さんのやり取りが毎回軽快で面白かったから》(40代女性・会社員)と、福山×大泉タッグが大人気だった。

同率2位に選ばれたのは、4月期の『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)と7月期の『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)。

2020年、2021年にSPドラマとして放送され、主演の木村拓哉(50)扮する“最恐の教官”が人気を博した『教場』シリーズ。満を持して連続ドラマ化した『風間公親-教場0-』も、最終回が終わってすぐに「次の教場はいつ?」と話題になった。

続編を希望する理由として、《片目を無くした原因の犯人とのエピソードを知りたい》(50代女性・会社員)《ラストが不完全燃焼だったから》(30代女性・会社員)など、「まだ伏線を回収できていない」という声が目立った。

主演が中村倫也(36)で原作が池井戸潤ということもあり放送前から視聴者の期待度が高かったが、最終回で最高視聴率の10.6%を記録。“ハヤブサロス”のファンが続出した。

《もっとハヤブサ消防団の方々に逢いたいです!あのわちゃわちゃが忘れられない》(50代女性・無職)《中村倫也さんの演技も良かったんですが、脇役の俳優の演技力に引き込まれて夢中になって観ました。

脚本自体も面白く、笑いもあって飽きの来ない内容のドラマでした》(50代女性・無職)と、総合的に高評価だった。

そして同率1位に選ばれたのは、7月期の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)と1月期の『相棒season21』(後期)。

堺雅人(49)、阿部寛(59)、二階堂ふみ(29)ら豪華キャストと莫大な予算をかけて制作され大ヒットした『VIVANT』。

《終わり方に続編を匂わせる感があった。続編がないと不自然》(40代女性・自営業)《初回から最終回までずっと気になるドラマでした》(50代女性・専業主婦)と《アジア世界で繰り広げられる話で、日常を忘れてみられるドラマだった》(40代女性・専業主婦)、《1つだけ選べと言われたら断然これ》(30代女性・専業主婦)など、他のドラマへのコメントと比べ、長文かつ熱のこもったものが多かった。

10月18日からseason22がスタートする『相棒』シリーズは「続編うんざりドラマランキング」でも1位だったが、まだまだ人気は高いようだ。

season21では水谷豊(71)演じる右京の初代相棒である寺脇康文(61)が5代目相棒としてカムバックしたことが話題になったが《反町隆史さんのファンで、ずっと観ていたのですが、寺脇康文さんが出ているいる時には、観ていなかったので観て見たいなあと思いました》(50代女性・会社員)《伝説のペアの活躍がまだ観たいから》(50代女性・会社員)《基本的に1話完結なので見やすい》(30代女性・会社員)と、長年のファンからのラブコールが目立った。

最終結果は下記の通り。

【「もっと続編がみたい」ドラマランキング 】

1位:『VIVANT』『相棒season21』(後期) ともに47票
2位:『風間公親-教場0-』『ハヤブサ消防団』 ともに16票
3位:『ラストマン―全盲の捜査官―』 14票
4位:『シッコウ!!~犬と私と捜査官~』 10票
5位:『Get Ready!』 6票
6位:『警視庁アウトサイダー』F『合理的にあり得ない』ともに4票

調査方法と実施期間:『WEB女性自身』調べ 2023年10月9~11日(Googleフォーム)10月11~12日(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』)

調査対象:年齢不問の男女164人