裏金問題や、物価高対策への政策が不評だったことなどから、すっかり国民から支持が得られなくなってしまった岸田政権。

今まで以上に政界に”新しい風”を吹かせてくれる人材が求められているようで、世間では芸能人や有名人に対し、首相になってほしいとの”夢”を語る声も。

そこで本誌は、スポーツ選手と政治家を除く有名人・芸能人について、「いつか首相になってほしい人」を調査した。対象は20代~60代の男女1000人。今回は男性編の結果を発表する。

まず3位に選ばれたのは、ビートたけし(77)。

言わずと知れた「お笑いBIG3」であり映画監督だが、77歳となった現在も『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)と『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ系)の2本のレギュラーを抱えている。数々の番組で披露されてきた風刺の効いたコメントに、「面白さ」を期待する声も多い。

「面白そうだから」
「頭が良い、回転が速い」
「国際的な文化人であり、知識も豊富、国会中継が面白くなる」

また、最近では能登地震について「(大阪)万博より被災地を優先すべきじゃないの」と発言し共感を集めた。ビートたけしの率直な物言いに「意外と誠実そうだから」「悪いことを悪いと言えそうだから」「信頼できそうなので」と、誠実さを感じる人も多いようだ。

つづけて2位に選ばれたのは、カズレーザー(39)。

特技はクイズであることを公言しており、クイズ番組に数多く出演。また、『カズレーザーと学ぶ。』(日本テレビ系)や『カズレーザーの50点塾』(YouTube)など教養系の番組を担当してていることから知的なイメージを持つ人が多いようだ。

「博識で、政治に詳しそう」
「頭がとても良くて知識も豊富であり、話もとても上手だから」
「頭脳明晰だから。話術に長けているため」

また、その博識さゆえコメンテーターの役割を求められることも多いが、そこでのコメント力の高さに感心している人は多いよう。「出演しているテレビ番組から平等な思考が感じれるから」「知識が豊富で、あらゆる角度から物事を見ることができる人。どんな立場の人に対しても平等にふるまうことが出来る人」と、公平さを評価する声が寄せられていた。

そして1位に選ばれたのは、明石家さんま(68)。

先ほど3位に選ばれたビートたけし、そしてタモリ(78)と並んで「お笑いBIG3」のひとり。

さんまといえば「眠らない九官鳥」というあだ名がつくほどの超ショートスリーパーとしても知られており、68歳の今でも高いテンションで番組に出演し続けている。そのはつらつとした姿に頼もしさを感じる人は多いようで、対応力の高さを評価する声が寄せられていた。

「頭の回転が早く、お喋りも巧みで、ユーモアもあり、どんな困難をも乗り越えられそうだから」
「休みなく楽しそうに働いてくれそう」
「笑いもあって考えも強そうだから」
「面白そうだけど、真面目に対応してくれそう」

さんまといえば、大きな笑い声でトークのテンポを変える司会ぶりがお馴染み。その声に元気をもらっている人は多いようで、「世の中が明るくなりそう」「面白い世の中になりそう」「明るい国造りをしてくれそう」「日本を明るくしてくれる」と期待感を持ったコメントが寄せられていた。

殺伐とした日本社会。さんまのような人の好さや明るさに変化を期待する人は多いようだ。