《この度、我々は5人で会社の設立を致しましたこと、ご報告申し上げます。1999年にデビューし、この2024年は25周年の年にあたります。

メンバーも全員40代を迎えました。これまで以上に主体性をもち、これまで以上に主体的に判断をし、これまで以上に主体的に行動したい。そして何よりも、日々応援して下さるファンの皆さまに、より近くに感じてもらいたい。より積極的でありたい。そんな想いから5人で何度も何度も話し合い、会社を設立致しました》

4月10日、「STARTO ENTERTAINMENT」の公式サイトで嵐が芸能事務所を設立したことを“嵐 相葉雅紀 松本潤 二宮和也 大野智 櫻井翔”の連名で発表した。

’20年12月31日をもって、活動を休止している嵐だが、新会社設立に際したコメントには、《我々5人だけで出来ることには限界もあります。

これまで共に歩んできたスタッフの力も時に借りながら、未来を描くための準備を進めていけたらと思います。今後とも、嵐をどうぞ宜しくお願い致します》と、復活を示唆する一文も。

株式会社嵐の実情とは――。

同社は’24年3月25日に登記されており、目的の欄には《芸能プロダクションの経営》や《芸能タレントのファンクラブ会員登録及び管理に関するシステムの企画、開発、保守及び管理》などが記載されていた。

役員に関する事項には、代表取締役・四宮隆史という名前が。

「四宮さんは慶応義塾大学経済学部を卒業後にNHKエンタープライズに入社したそうです。

番組のディレクターを務めていましたが、海外の映画プロデューサーの多くが弁護士資格を持っていることを知って司法試験を受験し`03年に弁護士登録を果たしたといいます。

’07年に独立し、映画や、音楽、広告等エンタテインメント企業のリーガルアドバイザーを務める一方で、脚本家、映画監督、小説家、漫画家、俳優、声優としても活動しているそうです」(スポーツ誌記者)

本誌が四宮氏のもとに、代表取締役に就任した経緯を尋ねるとこう回答があった。

「メンバー5人がSTARTO社と話すにあたってサポートをさせていただき、その過程で取締役就任を依頼された、という経緯です」

株式会社嵐の裏には、七つの顔を持つ敏腕弁護士がいたーー。