5月14日に配信された『愛のハイエナ2』(ABEMA)に、元KAT-TUNで俳優の田口淳之介(38)が出演。元メンバーについて言及した内容が波紋を広げている。
この回は「小向美奈子は反省しているのか&お騒がせ芸能人 最後の告白」というテーマで行われ、番組後半はMCのニューヨーク、レギュラーのさらば青春の光のほかに、華原朋美(49)、そして’16年に旧ジャニーズ事務所を自主的に退所したのち、’19年に大麻取締法違反の疑いで逮捕された田口が出演していた。
小向美奈子の転身ぶりを伝えたVTRの感想を述べたのち、さらばの森田哲矢に「これどういう思いで見てる?」と尋ねられた田口は、「正直な話、僕も逮捕経験していて。僕自身は実刑ではなかったけど、初めての逮捕で『終わったな』という気持ちもあるし」と返答。東ブクロから「悪いことしてる感覚ある?」と問われると、「実際自分も捕まるとは思ってなかった。事務所も辞めてましたし、俺にそんなに注目ないだろうと思ってた部分もあって。そういう部分で、危機感が薄れていた部分はあったのかも」と振り返った。
また、釈放時土下座をした心境については「僕がこんなに注目される人間ではないと思ってて。いざああやって捕まって、警察署に移送される瞬間、レインボーブリッジの上をヘリが飛んでたりとかして。色々独居の中で考えながら、スーツ着て表出たら、見たことのない数の記者だった。敷地の端から端までブワーって。その百名以上のカメラマンからバシャバシャーみたいになって。なんかもう、悪い…ってなって」と、咄嗟に土下座が出たと明かした。
波紋を広げているのは、さらばの森田から「周りに反省している人はいるんすか?」と尋ねられた場面。「いや、“反省してほしい人”はいますけどね…」としたうえで、田口はこう答えた。
「田中聖とか」
その後、森田が「KAT-TUNのもう一人のTや」と反応すると、田口は「知ってます?“T”と“T”とハイフンだから、あれ泣き顔(T-T)になっちゃうんですよね」と自虐トークを披露。話慣れた様子に、東ブクロからは「絶対飲み屋で言ってるやつ」という突っ込みが飛んでいた。
“反省してほしい人”として、同じくKAT-TUNの元メンバーであり、今年2月にも違法薬物所持で書類送検された田中聖(39)の名を挙げた田口。田中は’13年に所属事務所に専属契約を解除されたあと、’17年に大麻取締法違反で現行犯逮捕。その後も覚醒剤取締法違反などで逮捕されており、計6度も逮捕されている。
とはいえ、田口もグループに対し不名誉な行為をしたことに変わりはない。グループに残るメンバーは現在も活動を続けていることもあり、ファンからは「お前が言うな」と批判が殺到することに。
《ありきたりなことを言うが、現メンバーの3人からすれば、「お前が反省してほしい人を語るな」だと思う》
《あんたが言うなって思うんだけど やめたんだからいつまでもKAT-TUNのこと語らないでよ すごい未練タラタラにしか見えない》
《泣きたいのは残ったメンバーやろ笑》
番組の流れとはいえ、田口が「反省してほしい」と語るにはそれなりの理由があるという。
「土下座後、’19年10月に懲役6カ月、執行猶予2年の判決が出ると、田口さんは翌月には音楽活動の再開を発表。’22年3月にはプロ雀士に合格し、その後も現役ホストと音楽ユニットを組んだり、レストランを開業したりなど、意欲的に活動しています。
ファンにとってはいまだに受け流しづらい話題のようだ。