2日夜に金曜ロードショー(日本テレビ系)でノーカット放送された宮崎駿監督(84)の10年ぶりのスタジオジブリ映画『君たちはどう生きるか』。番組が放送されると、Xではたちまち「♯金ロー」がトレンド入り。

なかでも、“国民的アイドル”にまつわるポストが目立っていた。

《キムタクはジブリ作品に出る時はドラマの「キムタク役キムタク」みたいな感じが少ない。内面が難しい複雑な役どころが多いためか。より役に入り込んだ役作りが感じられる。》

《ジブリでのキムタク、良い演技してる》

《キムタクはキムタクのまま声優上手くなっててわろた》

国民的アイドルとは、元SMAPの木村拓哉(52)のこと。

「木村さんは2004年公開のジブリ映画『ハウルの動く城』で、主人公・ハウルの声を演じています。“かっこいい““合ってる“と称賛の声があがる一方、“やっぱり何やってもキムタク“との指摘もあり、声優としての評価は賛否両論といった印象でした」(テレビ誌ライター)

そんななか、木村にとって約19年ぶりのジブリ参加となった『君たちはどう生きるか』は’23年の劇場公開時も大きな話題となった。というのも、公開前のPRを一切行わず、予告編もないという異例の作品だったのだ。

「作品の内容とあわせて声優のキャスティングもさまざまな憶測を呼んでいて、特に木村さんに注目が集まっていましたね。木村さんは自身のインスタグラムで《久しぶりにお会いする監督の元、とある作業へと向かいます》《久々の都内郊外のスタジオ。最初は緊張したなぁ…》などと匂わせるような投稿をしていましたから。《キムタクが主演!?》との声もありましたが、ふたを開けてみれば、木村さんは“特別出演”という形で、演じたのは主人公の父親でした」(映画関係者)

さらにはこんな評価も。

「事前情報ナシで同作を見て、木村さんが誰を演じているのか、正直まったくわかりませんでした。劇場を出てからネットで調べて驚きましたよ」(前出・映画関係者)

声優業では、“何やってもキムタク”の呪縛から解放されたのかもしれない。

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