「マジで辞めなきゃ良かった。心から後悔してる。
5月8日に公開された令和ロマンの公式YouTubeチャンネルの動画で、冗談を交えながら吉本興業を退所したことへの後悔を語ったのは令和ロマンの髙比良くるま(30)。5月3日放送の『せやねん!』(MBSテレビ)で漫才コンビ・トミーズの雅(65)から、吉本興業を退所したことについて「(くるまは)2億4000万円を捨てたってことになる」と損失額を“試算”されていた。
オンラインカジノ賭博騒動を受け、2月19日から活動を自粛していたくるまは、4月28日に公開された公式YouTubeチャンネルの動画で、活動再開と吉本興業とのマネジメント契約終了を発表。
退所に至った経緯については、くるまが2月15日にYouTubeにオンラインカジノ騒動に関する謝罪動画を事務所に無断で公開したことで、吉本興業側から“信頼関係が壊れてしまった”と主張され、契約解除を提案されたと説明していた。
史上初のM-1グランプリ二連覇を達成した吉本興業の若手のエースであった令和ロマン。くるまとの契約解除は吉本興業にとっても大きな損失のはずだがーー。ある吉本関係者は言う。
「確かに痛手ですが、吉本興業はこれまでもキングコングの西野亮廣さん(44)やオリエンタルラジオの中田敦彦さん(42)など人気タレントと袂を分かってきました。
どんな優秀な人材がいなくなっても、吉本興業は日本一のお笑いプロダクションであり続けており、“吉本ブランド”を守ることが最も重要なことだと上層部は考えているのでしょう」
“吉本ブランド”を守るため、重視しているのがSNSの運用だ。
「‘19年の闇営業問題や、`23年末に報じられた松本人志さん(61)の女性トラブルを経て、吉本興業は所属芸人らが許可なく取材を受けることや、SNSなどで発信することに、神経を尖らせているそうです。`24年1月に松本さんの活動休止が吉本興業のホームページで発表された直後に、松本さんが自身のXに《事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす》と投稿。
ブランド死守と天秤にかけて“稼ぎ頭”を手放した吉本。くるまはその判断を後悔させることができるのか――。