「我々にとっての影響はまだ今のところ何もない」

14日に開かれた定例会見で、ニッポン放送の檜原麻希社長は番組の継続を断言していたのだが……。

「永野芽郁さん(25)がパーソナリティーを務めるニッポン放送のラジオ番組『永野芽郁のオールナイトニッポンX(以下、ANN X)』ですが、永野さん側からの出演辞退の申し出があり、番組は終了となりました」(スポーツ紙記者)

「週刊文春」による田中圭(40)との不倫報道によって、番組開始からわずか2カ月での終了となった。

やはり、“影響”はあのドラマの出演辞退が大きかったようだ。

「永野さんは来年スタートのNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演予定でした。ですが、ラジオ番組の終了が発表された同じく19日の早朝、永野さん側からの出演辞退の申し出により大河ドラマを降板することをNHKが発表しています」(前出・スポーツ紙記者)

永野は多数のCM契約を抱えていたが、続々と動画削除、公開終了となってついにはゼロに。

「現状の露出は、16日より公開がスタートしている映画『かくかくしかじか』のみ。同作にしても舞台挨拶からメディアを締め出すほどですから、映画の宣伝のためのテレビ露出があるとは考えづらいです」(芸能プロ関係者)

事実上の“活動休止”となった永野の転落ぶりを振り返る。

永野本人による不倫疑惑についての“弁明”は、終了となった『ANN X』の4月29日放送回で述べられた。「週刊文春」の第一報から6日後のことだった。

「誤解を招くような軽率な行動をしたこと、心から反省しています。今後はこのようなことが2度とないように、節度を持った行動をしていきます」(永野)

あくまで不倫は“誤解”として、公開直前だった映画『かくかくしかじか』は予定通り公開。第一報からしばらくはCMも継続しており、映画の舞台挨拶もメディアを入れる予定で進行していた。

「しかし週刊文春が8日発売号で続報記事を出しました。そこには永野さんと田中さんの生々しいLINEでのやりとりなどがあり、疑惑はさらに深まることに。

以降、公開終了など永野さんのCMスポンサーの動きが活発になりました」(前出・スポーツ紙記者)

その後、すべての仕事を失った永野だが、

「所属事務所関係者によると、現状は“活動休止ではない”としているようです。つまり、あくまで“不倫は誤解”で貫こうとしています。永野さん側はラジオの出演辞退について、“関係各所への多大なるご迷惑およびご心配をおかけしていることを鑑み”としており、不倫疑惑については触れていません。番組の降板であれば“ご迷惑”を理由にできますが、芸能活動の休止はさすがに見合わない。休めば疑惑を半ば認めたようにもなってしまいます」(前出・芸能プロ関係者)

では、今後、どのような復帰が考えられるのか?

「これだけスポンサーが離れる結果となった大問題ですから、まずキー局のドラマでの起用はかなりハードルが高いといえるでしょう。映画はテレビよりコンプライアンス面が緩い傾向がありますが、いきなり主演に据えることはさすがに難しい。とはいえ、ちょい役だとメインどころの俳優、そして作品全体に影響が出る恐れがあり、そっちでも使いづらいかもしれません」(前出・芸能プロ関係者)

八方塞がりの永野に“フェードアウト”引退が囁かれている――。

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