デビュー曲の『HOME』や加藤ミリヤとの『Love Forever』、小田和正とのコラボ曲『君さえいれば』などのヒット曲を持つシンガーの清水翔太(36)。6月26日、自身のライブでの観客の“マナー違反”に苦言を呈した。

ライブ会場での模様を許可なくSNSにアップすることが問題視されている昨今。清水もそうした風潮を苦々しく感じていたようで26日、Xを更新するとこう綴った。

《ライブの盗撮がTikTokに上がってるんやけど、特定して二度とライブこれないようにしたらいいんじゃないの?》

その直後、清水は《とりあえずコメントしときましたけど》と投稿。そこには許可なく清水のライブ映像を投稿した人物のTikTokに、《撮影禁止ですけど》と清水本人が直接コメントをしたと思われるスクリーンショットが添えられていた。

「音楽業界はライブ会場での許可のない撮影行為を極めて大きな問題だと捉えています。というのも’23年、世界最大級のアニソンライブイベント『Animelo Summer Live』で一部の観客が出演アーティストの撮影を無断で行った上に、その写真をネットオークションで販売するという事案が発生。イベントの主催者は《このような行為は絶対に許されないものであり、主催者としても断固として対処する所存です》と声明を発表しました。

また、今年5月には大手芸能プロダクションが、所属アーティストが他社のアーティストの公演を鑑賞している様子を許可なく撮影し、SNSに投稿した人物がいたとして警告文をXにアップしました。

海外ではライブの際、『盗撮防止』用の袋を1人1枚配り、その中にスマートフォンを入れるように指示するようなイベント会社もあります。しかし、ライブ中の会場というのは観客でごった返していて、すべてを取り締まることは現実的に難しく、一人ひとりの良心に委ねているというのが正直なところです」(音楽業界関係者)

ライブでの“盗撮”が許せず、直接苦言を呈した清水。その行動にXではファンから共感の声があがっている。

《翔ちゃん自らがこんな事せなあかんなんて悲しいし、早急に対処されてほしいほんとに!》
《翔太の口からそんなこと言わせるなんてほんとに悲しいし悔しい》
《本当に悲しい、こういうの》

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