7月24日、フジテレビで三浦春馬さん(享年30)が主演を務めた’14年のドラマ『僕のいた時間』の再放送がスタートした。

同作で三浦さんは、ALSという難病と闘う若者・澤田拓人を演じる。

ALSとは筋肉が徐々に衰えて呼吸困難に陥り、最終的には人工呼吸器をつけないと死に至ってしまう病。拓人が自分の余命がわずかだと知ったことで、残された人生を模索していくというストーリーだ。

多部未華子(36)や斎藤工(43)、風間俊介(42)といった脇を固める豪華出演陣も見どころの『僕のいた時間』。実はそんな同作に“超売れっ子女優”が子役として出演していた。その女優とは、浜辺美波(24)だ。

24日に放送されたのは第1話と第2話。浜辺演じる小学生の桑島すみれは拓人の家庭教師の教え子で、第1話では「私の夢」と題した作文を一緒に考えてもらうことに。その際、「私、学校じゃキャラが違うからどうしようかなと思って」と言い、“いつもニコニコしていてちょっとバカなふりをする子”が書きそうな夢はどんな夢かを拓人に尋ねていた。

また、第2話では担任が女性に替わったと言い、「女は色々気を遣って疲れる。お母さんだけで十分だよ」とブランコに乗りながら拓人にぼやいていた。

当時13歳だったものの、大人顔負けの演技を見せていた浜辺。視聴者はすみれ役が浜辺であることに気づくと驚き、Xに

《ちょっと待ったーーーー 浜辺美波ちゃんに似てると思ったら浜辺美波ちゃんだった》
《今 僕がいた時間何気なく見てたら 子役の浜辺美波出てたビックリ》
《浜辺美波がめっちゃ若い 若いっていうよりキッズだ!!!!》

といった声を綴っている。

「『僕のいた時間』は浜辺さんにとって2作目の連ドラで、一人で自宅のある石川県から上京して撮影をこなしていた時期の作品です。同作では少し大人びた女の子の役どころですが、インタビューでは『初恋はまだ』と恥ずかしそうに話していました。

その後、’16年に初主演ドラマ『咲-Saki-』(TBS系)を経て、’17年公開の映画『君の膵臓をたべたい』で大きな注目を集めることに。’19年の『映画 賭ケグルイ』などを通して着実にステップアップを重ね、’23年には朝ドラ『らんまん』(NHK)に出演。さらに同年末の『紅白歌合戦』(NHK)では司会を務めるなど、瞬く間に国民的女優としての階段を駆け上がっていきました」(芸能関係者)

’26年放送の大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)への出演も控える、超売れっ子女優の浜辺。『僕のいた時間』は生前の三浦さんの演技はもちろんのこと、浜辺の初々しい姿も楽しめるドラマだ。

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