ムッシュかまやつさんが最後に森山良子宅へ身を寄せた理由の画像はこちら >>



「新聞記者と食事をした3月1日夜、家に戻ったら亡くなったという連絡がありました」



そう語るのは、ムッシュかまやつさん(享年78)の所属事務所ケイダッッシュの川村龍夫会長。



昨年9月に肝臓がんを告白。

闘病生活を送ってきたかまやつさん。昨年10月末に退院すると通院での治療を続けていたが、身を寄せたのは自宅ではなく、いとこの森山良子(69)宅。理由を川村会長はこう説明した。



「かまやつさんの奥さんもがんを患い、入院生活を送っていたんです。それで昔から気の合う、森山さんが声をかけてくれた。彼女もいまは独り身で、『ウチは広いし、家に戻って不自由な生活をするくらいなら、あなた、ウチへいらっしゃい』とね」



最後までギターを手放さなかったかまやつさんは、森山家でも“ライブ”さながらに歌い、快適に過ごしたようだ。



「ボクは金には縁がない。女性にも縁がない。残るは食事で、これだけは手放せない」



と公言してきたかまやつさん。行きつけは東京・港区のイタリアンレストランだった。



「“ボクはここの看板ボーイ”と自称するほど、玄関横の“指定席”に居続けでした。芸能界では“ムッシュに会いたければ、あの店へ行け”と言われていたくらい」



食事面でも森山には面倒をかけずに世話になっていたようだ。