美容ライターの遠藤幸子です。年齢を重ねると、隠したい肌悩みが増えていきますが、ファンデの厚塗りは老けて見える原因に。
コンシーラーをいかにうまく使いこなすかが、自然に若々しい美肌を演出するポイントになります。

 今回はセザンヌ「ストレッチカバーコンシーラー」660円(税込)に注目し、40代のクマや肝斑、ニキビ跡などどこまでカバーできるのか詳しくレビューします。

ストレッチカバーコンシーラーって、どんな商品?

「あれ?若返った?」ほうれい線が消える!セザンヌのコンシーラー
ストレッチカバーコンシーラー
 リキッドタイプのコンシーラー。みずみずしくのびのいいテクスチャーで心地よく肌にのび、ソフトな肌あたりのチップで直接塗ることができます。

 最大の魅力は、ソフトフォーカス効果パウダー配合で、光を散乱させてしっかり気になる肌悩みをカバーしながら厚塗り感のない仕上がりを叶えるところ。

 ストレッチ性に優れているので、よく動かす目元や口元に使っても密着しやすく、ヨレたり、シワに入り込んだりしません。

 また、水・汗・皮脂に強いウォータープルーフタイプなので、崩れにくく、7種の保湿成分配合で、日中の乾燥から肌を守る効果があるのも頼もしいです。


 全部で2色展開。明るめ~標準的な肌色の方には「10 ライト系」が、標準~健康的な肌色の方には「20 ナチュラル系」がおすすめです。

ストレッチカバーコンシーラーの使い方

 使う順序は、パウダーファンデーションを使うときにはファンデーションの前、クリームやリキッドのファンデーションを使うときにはファンデーションの後です。

 キャップに内臓されたチップで直接気になる部分に塗り、指やスポンジ、ブラシなどで軽く叩き込むようになじませます。

47歳のクマや肝斑、ニキビ跡をどこまでカバーできるか試してみた

「あれ?若返った?」ほうれい線が消える!セザンヌのコンシーラー
ストレッチカバーコンシーラー
 現在47歳の筆者の肌悩みは、頑固なクマ、まぶたのくすみ、頬にうっすら浮かぶ肝斑とニキビ跡、小鼻の赤みです。気になる肌悩みをどこまでカバーできるのか、実際に試してみました。

 頑固なクマについてですが、残念ながら完全にカバーすることはできず、クマが透けて見えています。しかし、まぶたのくすみに関してはほぼカバーできている印象でした。


 筆者の肝斑は薄いのでしっかりカバーできるのではないかと期待しましたが、かなり目立たなくなったものの、光の加減でわかる程度には残りました。濃いニキビ跡も満足できるほどカバーできなかったのですが、小鼻の赤みはおおよそカバーすることができました。

意外だった!ストレッチカバーコンシーラーのおすすめの使い方

「あれ?若返った?」ほうれい線が消える!セザンヌのコンシーラー
ストレッチカバーコンシーラー
 筆者の場合ですが、まぶたのくすみと小鼻の赤みをカバーするのには手応えを感じたわけですが、意外にもこのコンシーラーはほうれい線カバーに向いているように感じました。

 実際に試してみると、小鼻の横の影をうまく消し、ほうれい線に自然な明るさを出すことでカモフラージュできている印象です。

 カバー力を実感できるかどうかは、肌の色や隠したい肌悩みの濃さや色も関係してくるところ。そのため、カバー力については個人によって左右されるところですが、少なくとも筆者の場合はほうれい線、まぶたのくすみ、小鼻の赤みにはカバー力の高さを実感できており、今後も継続使用していく予定です。


 カバー力の高さよりも密着力とストレッチ性に優れているところに魅力を感じる商品。よく動かす目元や口元に使うと、しっかりと密着し、ヨレたり、ひび割れたり、崩れたりしにくいのが魅力的です。

 正直なところ頑固なクマにはやや不向きという印象。同じくセザンヌから「ストレッチコンシーラー」660円(税込)というオレンジ系の商品が出ているので、筆者のクマカバーに関してはそちらに期待したいところです。

「ストレッチカバーコンシーラー」は、それほど濃くないクマや薄いシミ、程度の軽い小鼻の赤みなどのカバーにこれからも使いたいと考えています。

<文・撮影/遠藤幸子>

【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケアアンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。
Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en