(台北 23日 中央社)中華民国(台湾)のパスポート所持者が入国審査の際、迅速に手続きができる自動化ゲートの利用が可能な国はこのほど、6カ国になった。また外交部(外務省)によれば、ビザなしや到着ビザで訪問できる国・地域数は10月末までで169に上っており、台湾人旅行者の利便性が向上している。


外交部(外務省)は19日、台湾のパスポート所持者は今夏からフランクフルトやミュンヘンなどドイツの複数の空港の入国審査で自動化ゲートが利用できるようになったと明らかにした。ドイツが試験的に開始した計画に台湾が対象に盛り込まれたためだという。

韓国でも今年6月から自動化ゲートで入国できるようになった。このほか、一定の条件を満たせば、台湾人は日本、米国、英国、オーストラリアで自動化ゲートによる入国審査の簡易化が可能となっている。

(侯姿瑩/編集:楊千慧)