(台北中央社)台湾の文化や観光、芸術、物産などを紹介するイベント「台湾小祭」が、17日から19日まで東京で開かれている。主催した中華民国留日東京華僑総会の張君成会長は、グルメや生活文化、書籍などを通じて台湾に戻ったような感覚を楽しんでもらいたいと語っている。


会場ではちまきや大根餅、胡椒餅、台南東山コーヒーの他、台湾文化や観光情報を扱った書籍の販売も行われている。

17日の開幕式典に出席した台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の李世丙(りせいへい)副代表は、日本の友人たちに台湾の魅力を体験してもらえるとアピール。今は行くことができない台湾への思いを解消できると述べた。

また福島県磐梯町もブースを設置して地酒やコメ、蜂蜜などを紹介。商工観光課の担当者は、新型コロナ流行前には多くの台湾人がスキーや観光に来ていたとし、台湾からの観光客の再訪に期待を寄せた。

(編集:齊藤啓介)