潘文忠(はんぶんちゅう)教育部長(教育相)は、WBCは五輪モデルに従って開催され、五輪モデルの適用対象になるのは大会の公式資料やハンドブック、放送といったオフィシャルな項目だと説明。教育部(教育省)として、すでに主催者や運営者に対し、台湾の観客は台湾を応援するため、国旗やチラシを持って入場すると伝えたと明かした上で、台湾の観客が国旗やチラシを会場に持ち込むことを全力で支持すると述べた。。
台中で行われる1次ラウンド・プールAの実施を請け負うスポーツマーケティング会社「悍創運動行銷」(ブロス・スポーツ・マーケティング)は、国旗の持ち込みを禁じる規定はないとし、試合時の持ち込みは「もちろん可能」だとした。一方で、ELTA TVが購入したのは放映権であり、場内でチラシを配布する権利は有していないと指摘した。
ELTA TVは、関連の詳細については公表を控えるとコメントした。
1次ラウンドは8日から13日まで台中インターコンチネンタル野球場で開かれる。
(郭建伸、楊啓芳/編集:名切千絵)