(台北中央社)台湾を代表する彫刻家、朱銘さんが22日、亡くなった。85歳。
ダイナミックな作風で知られた。

22日夜、家族からの通報で救急隊員が駆けつけ、その場で死亡が確認された。事件性はないとみられ、検視の結果、縊死(いし)とされた。生前、慢性疾患に苦しんでいたと伝えられている。

1938年中部・苗栗生まれ。力強く躍動的な「太極拳シリーズ」などの作品で高い評価を得た。
99年に北部・新北市金山に屋外彫刻美術館「朱銘美術館」を設立。芸術教育や展覧会の企画、後進の育成などに取り組み、台湾の芸術発展に貢献した。

(黄麗芸、劉世怡/編集:荘麗玲)