インドナツメは、青リンゴのような見た目で、皮は薄く、きめ細やかな白い果肉が特徴。
市政府農業局によると、関東地区に展開する、サンベルクス、トップマートなどのスーパー3社で販売する。販売店舗数は合わせて75店を超える。
3社は一昨年から台湾の産地を訪問し、協力を続けてきた。インドナツメを皮切りに、パイナップルや玉荷包ライチなど30回の販売を予定しており、日本の消費者へ高雄市産農産物のおいしさをPRしていくという。
6日から始まった販売では、買い物客が馴染みのない果物を試食したり、購入したりしていた。
同局の張清栄局長は、農産物の海外市場開拓とは、国外の消費者にまず味わい、食味を受け入れてもらい、購入してもらうことだと話した。また高雄市産のインドナツメは品種が豊富で、販促活動に合わせて積極的に輸出していくとしている。
(蔡孟妤/編集:中村充孝)