(台北中央社)台北市内の飲食店で発生した食中毒で、死者2人の他、重症者6人全員からも強い毒性を持つボンクレキン酸が検出されたことが分かった。衛生福利部(保健省)疾病管制署の羅一鈞(らいっきん)副署長が29日夜の記者会見で発表した。


台北市信義区の百貨店に入居するベジタリアン料理店「宝林茶室」で発生した食中毒では29日夕現在、10歳から66歳までの21人が嘔吐や下痢などの症状を訴えた。このうち2人が死亡し、5人が集中治療室に入っている。

(沈佩瑤、陳婕翎/編集:羅友辰)