(台北中央社)世界各国のギフト商品や文具が集う「台湾国際クリエイティブギフト&文具見本市」(台湾国際創意礼品文具展、DG Taiwan)が18日、台北市の台北世界貿易センターで開幕した。12カ国・地域から約330の企業が参加し、500近いブースが出展。
創造的で個性あふれる文房具や日用品が展示されている。

同貿易センターが主催。会場には、和菓子の形をしたせっけんのギフトセットや中南米の手工芸品などさまざまな商品が並ぶ。出展者は、来場したバイヤーらに商品をPRするなどしていた。

日本製の雑貨や食品の輸入、販売を手がける「コスモスワールド」(鼎蒼貿易)=台北市=の張正温最高経営責任者(CEO)は蚊帳の生地で作った布巾やタオルなどの製品をアピール。「去年の反応は非常に良かった。
今年は新商品も増えたので大々的にやっていきたい」と商機に期待した。京都市の茶卸販売会社と提携し、メッセージやイラストをあしらった和紙の袋にティーバッグを入れた商品などを扱う「キクサクマーケティング」(菊作整合行銷実業社)=南部・台南市=の鄭美君さんは「かわいらしいパッケージの商品を台湾や台湾の人に紹介したい」と話した。

21日まで。午前9時30分~午後5時30分。当日券は一人100台湾元(約470円)。

(中村充孝)