(台北中央社)国際非政府組織(NGO)「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は3日、2024年の世界各国の報道自由度ランキングを公表した。対象となった世界180カ国・地域のうち、台湾は27位だった。
韓国(62位)や日本(70位)を上回り、昨年より順位を八つ上げた。

1位はノルウェー。台湾はアジア太平洋地域ではニュージーランド(19位)、東ティモール(20位)、サモア(22位)に続いて高い評価を受けた。

RSFは台湾について、民主主義国家であり、世界21位の経済大国だと説明。メディアの自由の原則が尊重されているとする一方、中国政府による偽情報の攻撃を受けやすいと指摘した。

最下位はアフリカのエリトリア。
中国は昨年の179位から順位を上げて172位だった。

(編集:齊藤啓介)