(高雄中央社)与党・民進党の立法委員(国会議員)らは15日、南部・高雄市の高雄空港を視察し、熊本、岡山、札幌線などの国際線就航を通じた外国人観光客の増加と経済発展に期待を寄せた。

この日視察に訪れたのは李昆沢、許智傑、李柏毅の各立法委員や交通部(交通省)の林国顕(りんこくけん)常務次長、民用航空局の何淑萍局長ら。
新ターミナル建設計画の進捗(しんちょく)や運営状況などについて理解を深めた。

李昆沢委員は、高雄を発着する路線は新型コロナウイルス前には37路線運航されていたものの、現在は25路線にとどまっていることに触れ、桃園空港など他空港と比べて路線回復の速度は「不合格だ」と指摘。今冬には熊本、札幌、岡山線を正式就航させたいとした他、韓国の済州やフィリピンのセブ、クラークなどへの路線開設を推進したいと語った。

(蔡孟妤/編集:齊藤啓介)
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