声明では、両岸(台湾と中国)問題の平和的解決を促し、力または威圧によるあらゆる一方的な現状変更の試みに反対した。また国際機関への台湾の意味ある参加への支持を表明した。
総統府の郭雅慧(かくがけい)報道官は、報道資料を通じ、インド太平洋地域の平和と安定の重要性は、世界の高度な共通認識になっているとした上で、台湾は国際社会の責任ある一員として、共に協力する能力と意欲があると語った。
また台湾は引き続き自己防衛力を高め、台日米間の安全保障パートナーシップを深めるとともに、理念の近い国と手を携えて協力し、ルールに基づく国際秩序を守り、自由で開かれた台湾海峡とインド太平洋地域、世界の平和と繁栄を確保し、善の力で世界に貢献していくと意欲を示した。
(温貴香/編集:齊藤啓介)