台北・陽明山の火事が鎮火 約50ヘクタール焼ける 人的被害なし／台湾
山火事が発生した陽明山国家公園では内政部（内務省）空中勤務総隊のヘリコプターも加わって消火活動が行われた＝台北・陽明山国家公園で2025年4月14日、中央社記者徐肇昌撮影 画像（1枚）
（台北中央社）台北市の陽明山国家公園内で14日午前に発生した火事について同市政府消防局は、火は同日午後4時32分に消し止められたと発表した。焼損面積は約50ヘクタールで、死傷者はいないとしている。


台北市消防局が消防車24台などを出動させた。消火活動には隣接する新北市の消防や農業部（農業省）林業・自然保育署、消防団も加わった他、内政部（内務省）空中勤務総隊のヘリコプターが空中消火を行った。同隊によればヘリは3回にわたって上空からの散水を行い、任務を終えた。

火事は公園内の七星山登山歩道近くで発生。午前11時17分に消防に通報が入った。公園内に設置された大気汚染の観測機器から出火したとみられている。

（黄麗芸／編集：田中宏樹）
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