会場ではウーロン茶や紅茶の茶葉やティーバッグなどが展示された他、専門家による台湾茶のレクチャーも行われた。またライチやトマト、茶葉を組み合わせた前菜や茶をつゆに使ったカボチャそばなど、フレンチレストランのシェフ兼パティシエが手掛けた料理やスイーツのプレゼンテーションと試食も実施された。
公会の陳雲康理事長は、より多くのおいしさを日本の人々に届けたいと話した。
台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)農業組の蔡淳瑩副組長はあいさつで、台湾では日本統治時代の1920年代にアッサムティーの栽培・加工技術が持ち込まれ、良質な紅茶を生産していたと説明。近年はウーロン茶と共に独自の茶文化が発展したとし、今回のイベントを通じて魅力を再認識してほしいと語った。
(戴雅真/編集:齊藤啓介)